Jul.113 ページ3
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『大至急 ESビルに来ること』そんな感じのメールが英智から届いた。…書類の不備とかあったのかな
軽く化粧をして、スマホと財布と防犯ブザーを小さなカバンに入れて、部屋を出た。
ESビルの受付のお姉さんに事情を説明し、待っていると「やあ、Aちゃん。早かったね」と英智が声をかけてきた。
「悪かったね。急に呼び出して」
「それは全然構わないんだけど、なにかあった？書類の不備とか…」
「いや、書類の不備はなかった、完璧だったよ。仕事とは別で、少し話したいことがあってね、呼び出したんだ。」
「話したいこと？」
「うん。でもここだとあれだから少し場所を変えようか」
そう言って、英智と向かっているのはSTAR MAKER PRODUCTION___通称 スタプロと言われている事務所だった。スタプロに向かう為にエレベーターに乗り込んだ。
「…えっと、スタプロに用事…？」
「ふふ、Aちゃんをスカウトしたくてね。」
「…え？どういうこと？」
「スタプロの専属のプロデューサーになってくれないかな？」
「…だから、プロデューサーはもうやめたんだってば」
そう目線を落として言えば、英智は「うん」とうなづいてから言葉を続けた。
「そうか、そうだよね。なら、アイドルになってみないかい？君がいれば、スタプロの活気も上がると思うんだ」
「は！？私がアイドル…！？無理無理！！私可愛くないし、スタイル良くないし、それに歌下手だし！！」
「そうかなぁ。Aちゃんなら人気でそうだけど。歌に関しては練習すれば上手くなれるよ。詳しくは事務所に行ってから話すよ。…もうそろそろ着くね」
「だから、アイドルはやらないよ！？」
そう言って、乗っていたエレベーターのドアが開いた。
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玲咲(プロフ) - きこりさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！死ネタは私の心の中だけに留めとこうかなと思っていたので、こうやって感想をいただけてほっとしてます…！これからも楽しんで頂けるよう更新頑張ります！ (2021年7月19日 18時) (
レス) id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
きこり(プロフ) - 初コメ失礼します。毎日楽しく読ませていただいてます！死ネタが挟まった時はもうどうなってしまうのかと思い、ドキドキしながら投稿を待っていました。夢オチでほんと良かった…。玲咲さんの創る物語とても好きです！これからも応援してます！！ (2021年7月19日 18時) (レス) id: 0657e68793 (このIDを非表示/違反報告)
白羅(プロフ) - 玲咲さん» いえいえ、壁紙で確認できるのは自分もつい最近知りましたので笑会話の中で触れてる時があったのは知ってましたが壁紙での確認はよく見てないと気づかないと思います汗 (2021年7月5日 8時) (レス) id: dff74dac63 (このIDを非表示/違反報告)
玲咲(プロフ) - 白羅さん» コメントありがとうございます！そうなんですね！確認不足ですみません…！ありがとうございます！確認します！！ (2021年7月5日 8時) (レス) id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
白羅(プロフ) - 初めまして、いつも楽しんで読ませていただいてます。そしてお誕生日おめでとうございます!ビル内の事務所や施設の階数はアプリ内の壁紙の説明欄で見られるので詳しい階数は確認してみて下さい。これからも応援してます！ (2021年7月5日 7時) (レス) id: dff74dac63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲咲 | 作成日時：2021年7月1日 10時
