家の子達がイケメンとか聞いてない!

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真逆そんな反応が来るとは思って居なかった。なんせ出会って数分も経っていない間柄だ。それなのに家に来るか？なんて。驚く私に賛成だと言う声がいくつか聞こえた。

os「Aなら許可してくれると思うな。なんせ狐の俺や豚のトントンまで家族にしてくれるんや。お父さんやお母さんも獣医だから普通に許可くれるはずめう。」

zm「ええんちゃう？俺もペンギンの事気に入ったで!」

？「いや、でも何故そんなに」

_____ただのペンギンである私の事を気にするんですか?

そう言った私にグルッペンを率いる一同が笑って言った。

gr「何故か？答えるならお前が俺達と同じ異常の存在だからだゾ。」



そう言って静かに彼等が笑う。訳の分からないという顔をする私にグルッペンが教えてくれる。


異常とは、人間でないはずの生き物が人間になれる現象。

異常な生き物は、主従関係となった人間と同じ寿命で生き続ける。

彼等は、最初から異常だと理解してる場合と理解してない場合がある。

そんなおとぎ話みたいな能力が私にある事。

syo「でも、どうやって出すんや？」

そうだ。シャオロンさんの言うとおりだ。此処から出れるはずが無い。


皆さんもそれもそうだと声を唸らせた。


やはり、わたしが此処から出ることなど

そう思っていた時だった。

『皆、見て!お昼にペンギンさんの散歩があるんだって!!』


Aさんがチラシを見せる。


これだ!とグルッペンさんが声をあげて説明し始めた。

【戦法】

1、私がペンギンの散歩に出る。

2、人間の目を盗んで人目のつかない場所へ。そこで皆さんに人間になるための方法を教えてもらう。

3、人間の姿のまま水族館から脱走。

4、ペンギンに戻り、車にこっそり乗り込む。

そしてAさんの家へ帰る


そんな無茶な作戦だった。


gr「家にくれば俺達が居る。全員Aに拾われた身だ。お前が来る位問題無い。」

さあ、どうする？


その真っ赤な目が透明な檻越しに私を見つめて言った。


私は………






「行きます。行きたいです!!」



その作戦にのった。


★★
リアルで作者が忙しく更新できずすいません。今後亀更新かもですが頑張ります!エミさん過去回長くなりそ…w

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