シャケ ページ25
Kn「ようやくシャケか!!待ちくたびれたで、A!」
『申し訳ございません、コネシマ様。ご飯もよそいますから、お待ちくださいませ。』
箸の持ち方を教え(ゾム様辺りは苦戦していた)まずは実戦あるのみと料理を出していく。皿に載せたシャケに嬉しそうに目を輝かせたコネシマ様は落ち着きなく「おん!」と頷いた。米を食べることがまず無いためだろう。皆様は揃いも揃って茶碗のお米に驚かれていた。
Gr「これが米、か。一度東洋との外交で食べたことはあったが、こんなにツヤツヤしていたか？」
Os「うーん、どちらかといえば硬くて腹にもたまらなかったはずやけど…。これが異世界との違いなんかぁ。」
『料理法が違うんです。おかずと一緒に食べても美味しいのですが、まずはそのまま食べてみてください。お味噌汁も冷めないうちにどうぞ。』
全員の元に料理をおくと総統閣下が率先して「いただきます」と言う。それに続き、全員が手を合わせると使いにくそうに箸でご飯を食べ始めた。反応は、まあ予想通りの反応だ。口に入れた瞬間にキラキラと目を輝かせて私に向かって言ってきた。
Gr「ほんのり甘いゾ、A！砂糖でも入れたのか？」
『入れてませんよ。お米本来の甘さです。』
Si「柔らかくて…うん、美味い。」
病患者には米の方が良いかもねえと言うしんぺい神様の言葉に耳を傾けて満足していればコネシマ様から「A」と呼ばれた。何かと思い近づけば、どうやら鮭を食べたらしい。静かに手を手を組む彼に味がおかしかったのだろかと思う。しかし、彼は勢い良く立ち上がると私の背中を勢い良く叩いてきた。その衝撃で少しよろければ、彼は私の両手を掴んでブンブンと上下に振り回し、大声で言った。
Kn「A！お前、ほんま最高やな！こんなばり美味いシャケ初めて食ったで！！」
おお、という感じである。予想以上にお気に召されたらしい。
『まさかそこまで喜ばれるとは…。』
Kn「おん！とくにな、マヨネーズのかかってるやつが1番美味いで！」
『あぁ。マヨネーズ、お気に召していたようなので作ったんです。喜んでいただけて嬉しいです。』
ハグハグと嬉しそうに鮭を食べるコネシマ様。明日のお弁当は鮭おにぎりにしようか。彼の満面の笑顔に満足する。そんな中で「うーん」という唸り声が耳に入った。
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ayaka(プロフ) - 言わせて下さい。軍パロ好きだし、面白いし、料理についての知識も得ることができるし,,,何なんですかね？神なんですか？ (2022年8月17日 23時) (
レス) @page8 id: 2f95417bd7 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 久々にサイトを開いたということもあり、先程続編を見てきましたが…リクエストせずとも夢主ちゃんが作ってくださってましたね(*´▽｀*) これからも素敵な描写とお話を楽しみにしていますね！ (2022年7月12日 10時) (レス) id: 44a9349275 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 「料理人として」にてtnが照れたのは何でなのでしょう…？夢主ちゃんの女神の微笑みでも見れたのかな(羨ま) リクエストで、某夢の国のトロトロスクランブルエッグが好きなので、夢主ちゃんに作っていただきたいです♡あと以前のコメに同士様がいたようで微笑ましい… (2022年7月12日 10時) (レス) @page49 id: 44a9349275 (このIDを非表示/違反報告)
みもにま - 七話のハーブとはのところにローズマリーが二つある気がします！とても面白いです、頑張ってください！ (2022年2月27日 9時) (レス) @page7 id: 64af1c6a62 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - みこちと申します。素晴らしいです。私も異世界食堂のクロスオーバー小説を書いてますが、この作品は凄いです。まさにプロの作家さんのレベルですね。私は良く異世界物の飯テロ小説を読みますが、これも大好きです。応援します！ (2021年9月1日 20時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡
| 作成日時：2021年6月28日 8時
