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不思議だと思った。
愛馬を撫でながら昼の事を思い出す。初めて彼女を見た瞬間、何か胸を掴むものがあった。最初、それは一瞬だった。だが昼間…彼女が愛馬と愛狼を撫でる時に確かに感じたのだ。
それが何かは未だ分からない。
ただ、彼女は誰かに近視感があった。
それが誰かも分からない。
「彼女は何者なんだろうな…外道丸」
そう言っても外道丸は鼻を鳴らすだけだ。普段は人に懐かない外道丸が彼女に撫でられた時嬉しそうに鼻を鳴らしていた。彼女の愛馬も愛狼も彼女と共に居て嬉しそうだった。
何故。彼女に何かあるんだろうか。
「A様はA様だゾ。」
後ろから掛けられた言葉に振り向くと同時に1歩下がる。気づかなかった、全く背後に気配など感じなかった。ヒヤリとしている俺を前にグルッペンだったか、やけに俺に殺意を向けていた彼は笑顔を浮かべていた。
gr「彼女が何者であるか‥それは俺達が俺達である事と変わりはない。A様はA様という我々の国の王女様だ。そして俺はA様の忠実なる犬。
貴様が東洋の反逆者の息子である事も知っている。」
「………。」
黙る俺を前にグルッペンは静かに歩み寄ってくる。思わず1歩下がる。
gr「…つい先程…陛下は貴様が反逆者の息子である事を知ったそうだ。そして、此処で殺して首を持って来る様に俺に言われた。」
刀に手をかけた。グルッペンも自身の剣を手にかける。
gr「俺はA様の為に全てを行う。A様の為なら、主の為なら自分だろうが誰が命を落とそうが構わん。」
グルッペンは2振りの剣を抜いた。
そして、
gr「悪く思うな。A様の未来の為、その命を散らせる事を嬉しく思え。」
………………………………
《城内》
『そうなのですか、まさかその様な危険人物だったとは思いませんでしたわ。』
静かに呟く俺に親父達が何もされてないか等と心配そうに聞いてくる。特に何もされていないが怖かったです。等と言っておいた。
どうやらグルッペンが勝手に親父の命令を受け入れて従ったらしい。
そして護衛君を殺した。
きちんと首も存在した。
全く、とんだ馬鹿犬だ。
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もこ(プロフ) - 初コメ失礼しますね！私逆ハー大好物なので嬉しいです！wrwrdの人たち全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってくださいね！ (2023年4月12日 19時) (
レス) id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員に愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年11月1日 20時) (レス) @page33 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - …更新無いの、悲しいです。 (2022年5月24日 22時) (レス) @page33 id: 96153f3877 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - 更新お願いします (2022年2月27日 12時) (レス) @page33 id: 96153f3877 (このIDを非表示/違反報告)
. ̫ . - この作品めちゃくちゃ好きです、、、更新待ってます。 (2022年1月7日 19時) (レス) @page33 id: d0a20ce8d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡
| 作成日時：2020年3月1日 8時
