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ユーリが飛び立ち、残された四人は口を閉ざし、自らの心に向き合おうとした。
自分が正しいと思うことは何か。
そう簡単な問いではないことは分かっている。それでもルアナやユーリが示してくれたように、そうしないと前に進むことができないと頭では理解できているから。
だが考えたいのは山々でも、状況はそんな悠長なことを許すものでもなく、ユーリの背中が見えなくなって一分としないうちに、地鳴らしとはまた別の衝撃音が彼らの耳を貫いた。
四人が一斉に音の方向へ顔を向けると、見慣れた立体機動兵たちが巨人の周りを飛び回っていた。
「あれはっ、巨人が兵士と戦っているっ？マーレ兵を食い尽くしたのか！」
アルミンは思わず立ち上がっていた。
「そんな…！エレンは始祖を掌握したなら、巨人も全て制御できるはずじゃ…っ」
「だが仲間を食ってるだろ。加勢するぞ！」
「待ってジャン！…その子をどうするの」
引き止めたのはミカサだ。その子とはジャンの片腕に抱えらえた少年兵である。ジャンは僅かに眉を顰め、腕の中の少年を見下ろした。
「…恐らくこいつは顎の巨人を継承した。放っておくわけにはいかねぇし、巨人化させられた誰かに食わせれば、一人救える」
そう言いながらジャンの頭に真っ先に浮かんだのは他の誰でもなかった。
「……例えば、ルアナさんだ。」
「いや、でもまだピクシス司令もどこかに——！」
「この状況で序列とか言ってる場合か？ミカサ。ユーリさんが言った通り、俺たちがどの選択取るにしろ、もうどんな敵を相手にするか分からねぇ。確かにピクシス司令も頭は切れるけど、今は少しでも大きな戦力が必要だろ」
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なぎさ(プロフ) - 何回も見返すほど大好きです！！更新楽しみにしてます！ (11月21日 13時) (
レス) @page33 id: 548ee16a42 (このIDを非表示/違反報告)
春花(プロフ) - こちらのシリーズとっても大好きでいつも更新を楽しみにしてます‼︎完結まで頑張ってください、完結まで応援させてください‼︎ (11月5日 16時) (レス) id: 27efe983cc (このIDを非表示/違反報告)
ああ - このシリーズ大好きですっ (10月11日 23時) (レス) @page11 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - ずっと応援します‼︎大好きです！ (10月10日 15時) (レス) @page11 id: 0f2e86f85b (このIDを非表示/違反報告)
おむすび(プロフ) - このシリーズマジで面白くて大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (8月9日 21時) (レス) @page1 id: 5b99419290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこもち
| 作成日時：2023年8月2日 9時
