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「あちゃー、何か1年やらかしてる？」
並々と入れたドリンクサーバを先輩を梅ちゃん先輩となっちゃん先輩が運び、私がタワーのようにつまれたタオルを運んでいる時に梅ちゃん先輩のそんな声が聞こえた
「ほんとだ、何か練習止まってるね？」
「？」
なっちゃん先輩の少し驚いたような声も聞こえるがタオルでほぼ前が見えないから何が起こっているか全く分からない。その間にも会話が続きどうやら朝の件で遅刻した1年が何やら監督と揉めているそうな
「(さっき食堂で吐いてた子…！)」
今日は何かと目立つ新1年生
近づくにつれて話し声が聞こえてきて何やら監督に謝りに行かなかった事で更に監督の怒りに触れてしまったようで、ボールに触らせないだの死刑宣告を言い渡されたようで先輩達は笑ってご愁傷さまと口々に言っていた
「…野球部でボール禁止とか…何してればいいんですか！？」
「んーランニングとかかな…ってA顔色悪いよ？！」
「だって、梅ちゃん先輩…みんな野球しに来てるのに…そんなのって」
「あー大丈夫だよ、A。監督怒ると怖いけどそこまでじゃないから。反省したと分かれば許してくれるから」
「なっちゃん先輩ぃ…」
「でも、あの1年は何か更に噛みついたみたいね！今から約90m先のフェンスにボールを当てられるか勝負するみたいだし」
全くなんてやんちゃで生意気な1年だ！と梅ちゃん先輩は怒ったようなでも少し楽しそうな声を出した。なっちゃん先輩がまぁまぁと宥める
「でもっあの子さっき食堂で吐いてて…休んでたから」
「あーそれで謝りに行けなかったのかな？ま、それなら仕方ないし…また倉持くん達が言わなかったんじゃないかな」
「1年イビリするなっての！懲りないなぁ！」
やっぱり…御幸先輩何もしてくれなかった
これで本当にあの子が3年間何も出来なくなったらどうするんだと不安で視線を見える範囲で動かしある人を探す
体も動かし見えた先はバットを手に持ち事の成り行きを見守る幼馴染の哲の姿。隣には伊佐敷もいてどちらも静かに、でもどこか楽しそうに見つめていた
止める人は誰もいない
大丈夫なのだろうかとAは視線を中心に向けた時
「…ぇ」
ビュン＿…！
と耳元で鳴ったかのような風切り音が聞こえ白球が空を飛んだ
細い方だと思ったあの体から放たれたとは思えない力強いその球はまっすぐフェンスに向かって飛んだ
わぁぁっと歓声が上がりこれは届くとAも息を飲んで見つめた
「…ぇ？！」
だけど
再び同じ声が漏れてそれが驚きに変わった
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みけいぬこ(プロフ) - まうふちさん» コメントありがとうございます！3年生と沢山絡ませて青春していきたいと思います！ (9月12日 16時) (
レス) id: cde2af9807 (このIDを非表示/違反報告)
まうふち(プロフ) - 夢主ちゃんめっちゃ可愛いですし面白いです！お気に入りさせていただきました！更新楽しみにしてます！ (9月10日 5時) (レス) @page14 id: d0a3c1950d (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - あやかさん» あやか様コメントありがとうございます！何度も読んでいただけて嬉しいです！こちらは平穏に青春していきたいと思います(*ˊ˘ˋ*)またぜひ読みに来てくださいませ (6月21日 9時) (レス) id: cde2af9807 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めまして！全ての作品何度も読み返すほどみけいぬこさんの作品が大好きです！大っ好きなダイヤのAの作品が始まっていて、思わずコメントしてしまいました！みけいぬこさんのペースで頑張ってください！気長に待ってます！ (6月20日 18時) (レス) @page8 id: cac696b1d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2023年6月10日 3時
