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tael「石川啄木」 ページ8




taelの後に人の名前の場合、大抵が人物紹介となります!


今回は報告書No.46にてセイラ博士を叱ってくれた、あの彼についてです。






石川啄木。


異能力、「一握の砂」。


津軽新聞社における、重要な者である。
レイやヴィヨンの同期であり、石川、レイ、ヴィヨンの三人組で社では尊敬されている。


黒髪黒目。
性格のイメージはクールな中也的な。頭良いし運動神経もいい。レイ程ではないが。


レイが大切。仲間思い。







彼はかつて孤児であった。


彼が生まれ、ある程度育った5歳。


その頃は両親と二人の姉と、一人の妹が居て、それはそれは幸せな家族であった。
彼は2.3歳の頃には病弱だったが、その頃の親の教育により、強い心を得た。






しかし、彼もまた子供。


年上の友が学校に行くから遊べなくなる、と言われてしまった。


その時、彼は思ってしまった。

「このまま、時が止まって仕舞えば良いのに」


と。



それは彼の異能力を発動させるに十分な願いであった。


子供の彼の目の前に、突如砂時計が現れたのだ。
彼は子供であった。故に、その砂時計を不思議がり、ひっくり返してしまった。


その瞬間、



世界の時は、止まった。




その頃は幸い、子供なので砂時計も小さく、30秒ほどで終わった。



しかし現実は残酷。






彼は両親にこの事を話してしまったのだ。




この話を聞いた両親は、大変啄木を恐れるようになった。



そして6歳。





その誕生日の日に、旅行と言われ、家族に置いて行かれてしまった。










その後、異能力者を実験する実験所へ啄木は連れて行かれた。


その実験所は大変酷かった。




そして時は過ぎ、啄木は成長していった。
彼が共に過ごした仲間は殆ど死んでしまった。


彼はいつしか、外へ出ようと考えるようになった。
そして二十歳の誕生日。







この日、啄木は数十年ぶりに外の世界(希望の場所)へ出た。


それでもやはり、彼は帰ることが出来なかった。



途方に暮れ、今や餓死してしまう。これで終わりなのか。そう絶望した時。







レイが彼を拾った。



彼はレイに膨大な恩を感じている。そして彼をとても大切にしている。





彼の為に、1分程度しか続かなかった異能力を、3分まで使えるようにした。

今まで習えなかった、数式を、漢字をマスターした。



それほどまでに、彼はレイが大切なのだ。


報告書No.47→←補足No.2



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苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (4月5日 18時) (レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
ハデス - 体調に気を付けてください。ゆっくり休んで下さいね。ずっと応援してるんで! (9月21日 21時) (レス) id: 087d3e6d61 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヨルノ | 作成日時:2023年8月18日 16時

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