捻れた世界でも炎は灯る５【ツイステ×刀剣乱舞】 (ページ30)

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第151話ページ30

薔薇を塗り終わり、ようやくパーティが始める。

前回と同じように飲んで食べて騒ぐ寮生達。するとエースが話題を切り出す。

エース「で、寮長の詫びのタルトは結局どうなったの？」

リドル「ち、ちゃんと作ってきてるよ。これ。この苺のタルトはボクが作った」

そう言ってリドルが指さしたのは、他のタルトより少し不格好な苺のタルトだ。

見るからに手作り

でも、一生懸命さを感じるタルトだ

トレイ「うんうん。形は少し不格好だけど、苺の艶を出すナパージュを塗るひと手間もかけてるし、初めてにしては上出来じゃないか」

エース「はい、すかさず甘やかし入りました～。ほっといて実食といきますか」

炎「切り分けるわね」

ケイト「あっ、レアなタルトの写メ撮るから切るのちょっと待って！……はい、オッケー！」

ケイトがタルトの写真を撮り終えると、炎はタルトを人数分切る。

よく弟達にもやってたな、めでたい日に私がケーキを買ってきて、私がナイフで分けた

受け取ったらあの子達嬉しそうに笑うから、いつの間にか等分が好きになった

全員にタルトを乗せたお皿が回り、フォークを片手に取る。