兄「二話目やで」 ページ3
No side
翌日、三人は我々軍門で受け付けを済ませ、他にも我々軍に入りたいと希望する軍人学校卒業者などに混じっていた。
アオローラ「ついに来たな…！」
ドーシチ「おん。やから静かにな」
周りに強そうな男達が居るせいか、アオローラはとても嬉しそうに興奮していた。可憐な彼女は総統の弟に勝るほどの戦闘狂なのだ。
ドーシチ「にしても、ほんまに人多いわぁ」
それだけ弟やその仲間達は尊敬されているのだろう。ドーシチは呟きながらしみじみ思った。
シス「わ、私も、こんな場所に居て良いのでしょうか？」
アオローラ「大丈夫さ。君も強いからね。」
控えめに言う彼女だが体術と戦術はこの中に居る兵士候補よりも勝っているのだ。
A「今回の試験は…トーナメントと筆記か」
この軍は幹部の意向とその年に行われる話し合いで試験の内容が決まる。今回は味方最大の脅威が実力を見る為にと提案したのがトーナメント制である。筆記は書記長の案だとか。
ドーシチ「どっちとも大丈夫だとは思うけど、少し心配やなぁ」
シス「うぅ…。そうですね、」
アオローラ「君達なら大丈夫だよ。」
弱気な発言をする二人を鼓舞したアオローラはストレッチをし始めた。よく見ると周りもしていた。
時間になり、広場に皆が集まる。前には幹部と総統が居た。
gr『諸君、今日は来てくれてありがとう。私がこの軍の総統を務めているグルッペン・フューラーだ。よろしく。』
マイクを持ち、堂々と挨拶をする弟に感心しながらも親のような視線を向けながらアオローラは前を向く。
tn『書記長しとるトントン言います。今日はよろしく』
此方も巣立った子を我が子のように見つめるドーシチ。補足だがドーシチは軽度のブラコンのようなものである。
os『外交官のオスマンめう。よろしく』
自分の兄を尊敬の眼差しでシスも見る。彼女は兄の事をとても尊敬しているのだ。
※自己紹介は文字数的にカット。
tn『あー、今配られた紙に番号が書いてあると思うけどトーナメントは今から掲示するから書いてある番号と自分がいつ戦うか確認しといてくれ。三十分後に始めるから。それまで、解散！』
トントンの説明が終わり、兵士候補達はバラバラと広場を散り、掲示されている場所へと向かう。
アオローラ「お、ドーシチはすぐのようだな」
ドーシチ「げっ、マジやん」
シス「頑張って下さい！」
始まってすぐのトーナメント表には「グラート」と書かれていた。
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シーク(プロフ) - ゆっきさん» そんなに褒めていただきありがとうございます(´▽｀*) (2019年10月28日 18時) (
レス) id: 7422841c8a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっき - 来ました。来ちゃいました。うん、マジ語彙力すごい。何それ、何したの！？何をどうしたらそう出来るの！？？あ〜完璧なんじゃ〜完璧すぎるんじゃぁ〜(ボキャ貧民) (2019年10月28日 17時) (レス) id: 058adc6f00 (このIDを非表示/違反報告)
シーク(プロフ) - ココナッツさん» え、待ってココナッツさん？あなた様も私の作品を読んで下さっていたんですか？え、好きですありがとうございます！！！ (2019年10月7日 20時) (レス) id: 7422841c8a (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(プロフ) - わー！凄いですね！この作品好きです！お気に入り登録しますね〜更新はゆっくりで大丈夫です！楽しみにしてます！ (2019年10月7日 19時) (レス) id: e6bdefb5cc (このIDを非表示/違反報告)
シーク(プロフ) - はったりさん» ありがとうございます(^-^) (2019年8月26日 7時) (レス) id: 7422841c8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シーク | 作成日時：2019年5月29日 21時
