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青 side


それから数日後、結局どんなにアパートを彷徨いててもあの人には会えずじまい。…はぁ、あん時追っかけてたらなぁ


なんて、今更言っても遅いのは重々承知。さて、今からしげの従兄弟さんとその友達さんらと会うんやしきっちり支度して…と


「おはよしげ!」
「おん!おはよ流星!」


俺の家の前でしげが待っとった


「神ちゃん達迎えに行こー」


しげの家からそのまま向かった方が早いのにわざわざ俺の家前まで来てくれるんは彼の優しさか、はたまた俺の寝坊防止か(そしてきっと後者)


そして2人を迎えに駅まで向かう。そうそう、望と神ちゃんは幼なじみでもあんねん。家近いねんてさ


「あ!2人とも!!!」


しげが2人の姿を見つけるなり猛ダッシュ。2人に抱きつく


「ちょ、しげ重いって!」
「せやで、ちっちゃい神ちゃんの気持ちにもなったって!」
「ちっちゃい言うなや!」


ホンマに仲ええなと思いながらも俺も3人の元へ


「お、流星もおはよ」
「ホンマや!おはよー!」


2人におはよと言葉を返す


そして4人でしげの家へ


「でも緊張するわぁ…」
「何でや!淳太ええやつやで?」
「淳太って名前の人なん?従兄弟さん」
「そーそー」


淳太さんか……。ホンマどんな人なんやろなぁ

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作者名:Taruto.* | 作成日時:2019年3月7日 8時

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