ひとめぼれ (青 × 黄) (ページ8)

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しげの家の中に入り、後から来るしげの従兄弟さんらを待つ

「あ、そろそろ着くらしいわ」

携帯を弄り、望に凭れながらしげが言う

そしてそれから数分後、インターホンが鳴り響きしげが部屋を出ていく

「…めっちゃ緊張するわ」
「望そればっかやん！」
「そうそう、そんなに気ぃ張らんでもええんちゃうの？」
「でも彼女の従兄弟やで！？血ぃ繋がってんねんで！？」

若干面倒くさくなってきたので早くしげが戻るのを待っとったその時、しげがリビングに入ってきてん

「……え」

後ろには見覚えしかない人がおった。その人も俺を見るなりあれ？と声を漏らす

「？？、どうかしたん？流星に淳太」

この人が淳太さん！？

すると淳太さんは俺の方に寄ってきてニコッと笑い口を開く

「あの時の子やんな？」
「あ、えっと、はい！そうです！」
「何や、しげの友達やってんねぇ」
「はい！仲良うさせてもろてます！」

こんな偶然あるんや！？え、めっちゃ嬉しいんやけど…