ひとめぼれ (青 × 黄) (ページ29)

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:55,349 hit

28 ページ29

.

「どうやった流星？」

次の日の帰り道、いつもの様に7人で帰ってる途中に淳太が尋ねてくれる

「おん！多分大丈夫や！」

そかならよかったわーと緩やかに声に出す

「明日の教科は？」
「古文と英語…」

まぁ古文は得意やねんけどさ、英語が、いんぐりっしゅが………

察してくれた淳太が今日も教えたろかと言ってくれる

「ええの！？」
「やって不安しかないもん」
「うっ」
「そんな遠慮せんでええよ？ちゃんとわかるまで教えたる！！」

俺は消え入りそうな声でありがとうと言う他あらへんかった

「…ホンマに流星って授業聞いてへんねんな」
「……」

家で数時間、英語をやるも全然身につかへん…。いや授業聞いてへん訳ちゃうねん…もう何か、色々分からんねん………

「…俺海外行かへん」
「へー、俺ら7人で行くことになっても？」
「！！、それは嫌や！！」

嫌がる俺を見てふふっと笑う淳太

「じゃ、頑張ろや」
「…おん」

こうして内心嫌がりながらも勉強を終わらせてん