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秘密>>20 ページ20

理鶯side
銃兎の車に乗って1時間ぐらいして目的の場所に着いた



左「……」



『………』



左馬刻もAも浮かない顔をしている



Aに至ってはその綺麗な赤い大きな目に涙をいっぱい溜めて泣かないようにしている



小官はAの悲しそうな顔に弱い。どうにかして元気づけて上げたいが小官は何もしてやれない…。



左「着いたな」



そこには綺麗に掃除されている墓石があった。



『お母さん…グスッ』



ここに来てとうとうAは泣いてしまった



それに気づいた左馬刻がAの肩を寄せ慰めお参りを始めた



小官と銃兎は離れた場所から2人を見ていた



銃「なあ理鶯」



理「うむ、どうした?」



銃「あの二人どう思う?」



あの二人…?



理「左馬刻とAの事か?」



銃「えぇ。なんとも言えない顔をしてあの二人を見ていたのでつい」



理「そうだな。小官はあの二人にはもう悲しい思いをさせたくないと思っている。」



小官がずっと思っている事。あの二人が悲しそうなのはとても悲しい。あの二人には笑っていて欲しい



銃「そうですか。」



理「銃兎はどうなんだ?」



銃「私も同じ気持ちですよ。うるさい時もありますがあの二人には笑っていて欲しい」



銃兎も同じ気持ちだったか…



銃「それに、Aは特に守ってやりたくなる。あの横顔見てみろ。今にも消えちまいそうなくらい儚い。」



理「そうだな」



恐らく銃兎は小官以上にAの事を思っているのだろう。小官より付き合いも長い。当たり前か…



銃「お、二人が戻ってきますよ」



理「そのようだな」



左「おら!いい加減泣きやめっての!」



『いいじゃん!別にぃぃ!グスッ!兄さんがあんな事言うからぁ!!』



左「俺のせいかよ!!」



銃「お前らなぁ…墓参り終わった瞬間にいつも通りになんの何でだよ…!」



左/貴「知るか!/知らないよ!」



銃「あぁうるせー!!ハモンじゃねぇよ!おら!車戻んぞ!」



銃兎の言葉に笑いながら二人は歩みだした



ふっ、やはり二人とも元気なのがいい



左「あ?おい理鶯どうした?」



理「いや、何も無いぞ」



『えー今理鶯さん笑ってたよ〜?』



理「そうか?それより銃兎が何か言っているぞ」



『お、ホントだ〜兄さん理鶯さん急ご〜!』



そう言って左馬刻と小官の手を引っ張り走り出した



......................................................
何が書きたかったんだ…()

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みたけ(プロフ) - かるぴすさん» ありがとうございます!!今後の展開もどきどきさせられるよう頑張ります! (2019年3月3日 16時) (レス) id: d44e9c6d88 (このIDを非表示/違反報告)
かるぴす(プロフ) - どんな事がおこるのか毎回どきどきしてます!更新楽しみです(^ ^) (2019年3月2日 20時) (レス) id: 48dc4a06f2 (このIDを非表示/違反報告)
みたけ(プロフ) - 夢花 (仮垢)さん» ご指摘頂きありがとうございます!!気をつけます! (2019年2月8日 20時) (レス) id: d44e9c6d88 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 (仮垢) - 誤字‥と言いますか、「」の抜けが酷いです()それ以外の誤字はなさ気だったので大丈夫かと!楽しみにしてます! (2019年2月8日 1時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
名無し32980号(プロフ) - レインさん» コメントありがとうございます!なるべく早く更新出来るよう頑張ります! (2018年11月26日 1時) (レス) id: d44e9c6d88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みたけ | 作成日時:2018年11月7日 12時

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