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鉄哲くんにその辺を案内してもらい一旦家の前まで戻ってきた。
このまま帰すのもあれだなと思い家の中に入るか誘ってみると嬉しそうに承諾していた。
「ただいま」と一言言ってからリビングを覗いてみると兄がソファで熟睡していた。
これは起こさない方がいいよね。
近くにあったタオルケットをかけてから二階に上がる。
確かここの部屋が私の部屋なんだよね。
部屋の中に入ってみると白を基調とした家具が置かれていた。
その中でも変に目を引かれたのはベッドに置かれているフワッフワなクマの人形だった。
兄が気を使って置いてくれたのだろう。
そう考えながらベッドに腰掛け鉄哲くんも座ればと隣を勧めた。
鉄哲くんは恐る恐る隣に座った。
「そういえば空果って小6なのか？」
「うん、小6。鉄哲くんと同い年だよ。多分学区一緒だから学校も同じ」
学校でもよろしくね。と言うとぎこちなく「お、おう」と答えていた。
なんでそんなキョドッてんのかな。
顔を覗き込むように見てたら顔を背けられた。
「…鉄哲くん、私なんかした？」
「な、何もしてねぇけど、そのお前見てるとドキドキするって言うか」
え、ドキドキ？
鉄哲くんは真っ赤な顔をして「いや！今のは違くて！別に一目惚れとかじゃねぇし！」と墓穴掘るようなことを言っていた。
それを言い終わると更に顔が赤くなって腕で顔を隠していた。
一目惚れ、ですか。
まぁ、自分でも結構良い容姿してるなとは思ってたけども一目惚れか…
まさか、君が一目惚れするとは思わなかったぞ、想定外。
「えっと、勘違いとかじゃない？一目惚れって何かの間違いじゃ」
「いや間違いじゃねぇ！さっき完全に好きになった！」
思い切ったな鉄哲くん。その好意を向けられても私は受け取れないよ。受け取る権利ないもん
「でも、私はまだ鉄哲くんのこと知らないから」
苦しい言い訳だし酷い断り方だなと自分でもわかる。
だけどここで諦めてもらわないと困るな
「じゃあこれから俺のこと知ってくれ！俺もお前のこと知りたい！今は上辺だけしか見てないけど全部知って改めて告白する！」
「お、おう」
あ、やべ押されて相槌してしまった。
「あ、でも。私が他に好きな人が出来たらどうするの」
「その時は！その時…うー…相手次第で諦める！」
相手次第ってなんだよ。というかマジか鉄哲くん
苦笑いをしてまぁ、いっかと思ってしまった。
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真昼 - どうかぁぁぁーーー続きをお願いしますうううう (2022年3月26日 19時) (
レス) @page33 id: 5584a58fc0 (このIDを非表示/違反報告)
こかさいだー(プロフ) - どうか･･･どうか続きをお恵みくだせぇ･･･お願いします･･･(血眼) (2022年3月8日 23時) (レス) @page33 id: 547b12db08 (このIDを非表示/違反報告)
らんらん - つ、つつつつ続きをぉ！！続きを！！！ｳｫｴｺﾞﾌ（吐血） (2020年11月1日 14時) (レス) id: aaeb74fcb4 (このIDを非表示/違反報告)
Ecalrate - 続きを恵んでください(血涙) (2019年8月21日 21時) (レス) id: 60257d4b7d (このIDを非表示/違反報告)
ららら - めっちゃ面白かったです！続きが楽しみです！ (2019年5月18日 18時) (レス) id: b532282b88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おふとん | 作成日時：2018年9月20日 23時
