【歌い手】不幸少女と。にっ！【シェアハウス】

賭け ページ45

まふまふside



ま｢僕に秘策があります。｣


みんなに僕の計画を話す


歌｢なるほどねぇ･･･｣

96｢うん！いいと思う｣

セ｢でもそれってさ、ネット開けやんだら
意味無いんとちゃいます？｣

志｢それにまふまふさんも心配やわ。
そんな短時間で作るなんて･･･何徹になると思っとんの？倒れてまうて｣


センラさんや志麻さんの言っていることは正論
でもやらなきゃ駄目なんだ
こんな賭けでも彼女を助ける為には


そ｢俺はお前を信じる。｣

ま｢そらるさん･･･｣


不穏な空気が流れ、みんなそれぞれ言い合って
いる時にそらるさんが口を開いた


そ｢俺はお前なら出来るって信じる。
こんな賭けでもやんなきゃ何も始まらないし
みんなでやればいいじゃん。｣

坂｢そう･･･ですよねっ！
僕もゆきやうらたさんを連れ戻す
きっかけになるなら全力で手伝います！｣

志｢そうやよな。うん｣

セ｢センラも手伝いますー｣

歌｢もちろん、僕も！｣

96｢わしもや！｣

ま｢みんな･･･ありがとうございます！！｣



それから僕はただひたすら曲を作る

彼女と彼に届くように


ま｢･･･ちがう。もう一度･･･ッ｣

そ｢まふ！｣

ま｢えへへっ大丈夫です｣

そ｢無理するなよ、俺らを頼れ。｣

セ｢センラ、元気出るように作ってきましたー
･･･おいしいかどうか分からんけど｣

志｢言ってくれたら俺弾くわー
キーボードなら弾けんねん、任せとけ｣

歌｢僕もギターなら出来るよ？｣

96｢まふくーんっ！わしは何すればええん？！｣


何度も倒れそうになったりしたけど
みんなの支えで何とか耐えられた


ま｢でき･･･た。｣


ようやく出来た、僕の大切な人のための曲。
歌ってもらう人ももう心に決めている

彼しかいないよね


ま｢坂田さん、歌ってくれますか？｣

届け____→←いかなきゃ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す