残された僕達は･･･ ページ41
となりの坂田。side
仕事が終わり、今日はうらたさん誘って生放送しようかなとか考えながら帰る途中
ケータイが鳴って見ると差出人はうらたさん
坂｢･･･どういうこと？｣
『ごめん。ゆきを頼んだ』
いつもだったらLINEなのに何故かメールで
その一行が送られてきた
坂｢くそッなんで？出てようらたさん･･･｣
何度電話しても出てくれなくて
いつもならすぐつくLINEの既読もつかない
焦る気持ちを抑えて急いで家に帰ると
玄関でうずくまっているまふまふさん
坂｢まふまふさん？ゆきは？｣
ま｢さ、かたさん･･･どうしよッゆきが･･･
一条に･･･僕ッなにもできなかったです･･･｣
坂｢落ち着いて？｣
泣いて取り乱すまふまふさん
ゆきの部屋に行くとそこに彼女の姿はなくて
机の上には綺麗な字で書かれた手紙
『ごめんね。うらたんをお願いします』
坂｢なんで･･･ッ｣
そのまま膝をついて呆然としていると
みんなが次々と帰って来る
まふまふさんはすっかり部屋に閉じこもって
しまって話せる状態ではなかったので
分かる範囲で僕が説明する
歌｢じゃあうらたくんはどこへ･･･？｣
坂｢分かりません。｣
96｢とりあえず松下とかに
心当たりないか聞いてみる｣
天｢96ちゃん、僕も手伝うよ｣
そ｢ろんがいまこっちに向ってるって｣
セ｢センラまふまふくん見てきますわ｣
志｢俺はゆきとうらたんに電話掛けてみるわ｣
みんな泣きそうな顔をしながらそれぞれ動く
しばらくするとろんさんが来た
そ｢ろん、事情は説明した通りだ。｣
ろ｢あのね私も色々聞いてみたんだけど
ここ最近２人について調べてる人がいたっぽい
一条 隆って人と花宮 かのん。｣
一条はゆきが結婚させられそうになった人物
花宮･･･って誰だったっけ？
僕が思い出そうとしているとまーしぃが
何か思い出したように声を上げる
志｢あ！花宮ってゆきになりすましとった奴？
確か･･･うらたんによう絡んどったわ｣
まーしぃに言われて思い出す花宮という人物
でもなんで着いて行ったんだろ･･･？
96｢２人はなんで出ていったの？｣
ま｢それは僕達を守る為です。｣
坂｢まふまふさん･･･｣
センラくんに支えられ毛布にくるまり震えながら話すまふまふさん
ま｢一条はゆきに僕達やうらたさん
それに僕達の家族の写真を見せて脅したんです｣
セ｢うらたんも脅されたんとちゃうんかな？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よのぎ - 歌の歌詞を見て感動して泣いてしまいました!これからも応援してます頑張ってください (2017年5月6日 23時) (
レス) id: 941d21a837 (このIDを非表示/違反報告)
箱みかん(プロフ) - 鏡花水月。さん» うおおおおお！ありがとうございます！！私の作品で泣いて下さるなんて･･･更新頑張りますっ！ (2016年3月24日 13時) (レス) id: c1429b15fd (このIDを非表示/違反報告)
鏡花水月。 - 涙腺崩壊しました…もう画面ぐっちゃぐちゃですよ！更新楽しみにしてます！！応援してます！！！頑張ってください！！！ (2016年3月24日 11時) (レス) id: cecb6d3d39 (このIDを非表示/違反報告)
箱みかん(プロフ) - 菜月さん» うおおおおお！ありがとうございます！！頑張りますっ！やっぱり96猫さんみたいな友達欲しいですよね！ (2016年3月21日 12時) (レス) id: c1429b15fd (このIDを非表示/違反報告)
菜月 - いつも更新楽しみにしてますヾ(*'∀`*)ﾉ 私も96猫さんみたいなお友達欲しいです！ 更新が待ちきれません(>_<) (2016年3月20日 6時) (レス) id: b10dee535b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：箱みかん | 作成日時：2016年2月10日 17時
