【歌い手】不幸少女と。にっ！【シェアハウス】

まぁこうなるよね ページ26

ゆきside



センラに案内されて近場を散歩したり
おしゃれなお店でお茶したり
楽しくて時間はあっという間に過ぎていった

来てよかったなー



･･･うらたんどうしてるのかな


セ｢今、うらたんのこと考えてはった？｣

主｢うぇぇ？！そんな事ないよ！｣


危ない危ない

今日は忘れるって決めたのに･･･


セ｢ええええええ！？｣

主｢！？どうしたの？｣


うらたんの事を考えないように･･･
と思っていると隣でスマホを見ていたセンラが
何故か叫んだ


セ｢ゆき、ほんますんません･･･
センラ急に仕事入ってもーて帰らなあかん
ようになってしまいましてん｣


申し訳なさそうな顔で謝ってきた

それならしょうがないよね


主｢しょうがないよ！
また今度ゆっくりできる時にこようよ｣

セ｢ほんますんませんなぁ
せっかくやからゆきはここでゆっくりしてってくれまへんか？後で迎えに来るし｣

主｢え、いいの？｣

セ｢元々センラが誘ったんやし
出来たらそうしてほしいかなっ！｣


私はセンラの言葉に甘え
一人で満喫することにした


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

うらたぬきside


坂｢ついたーー！｣

う｢坂田うるさい｣


リフレッシュを兼ねて坂田と京都にきた
一泊二日なんて久しぶりかも


坂｢あー！見て見てうらさん！
僕あの抹茶アイスだってー！食べよっ！｣

う｢ったく･･･ハムたんが｣

坂｢誰がハムたんだよ！！
あっ！あっちもおいしそー｣


さっきからこの調子で坂田の買い食いやら
お土産探しでなかなか旅館に辿り着けない

荷物重いからはやく旅館に行きたいんだけど


ようやく旅館に着いたのは夕方
ほぼ一日中重い荷物を持って歩いていた


坂｢こっちの部屋だって！
センラさんと合流する約束してるんだー｣


大きくてちょっと高そうな旅館

センラくんも来てるんだ


坂｢ああああああ！！｣


部屋につく前に坂田が絶叫した

ったく･･･うるせぇ


坂｢うらたさん、ごめん！
急にシフト入っちゃって帰らなきゃ
これ部屋の番号と鍵！
あとはうらたさんだけで楽しんできて！！｣

う｢ちょっ、おい坂田！｣


坂田は俺に鍵と番号が書かれた紙を
渡して急いで行ってしまった


今センラくんとちょっと会いたくないんだけど

ゆきの事もあるし･･･




まぁ、券勿体ないし行くか･･･

うぅ･･･。→←熟女キラー

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す