【歌い手】不幸少女と。にっ！【シェアハウス】

まさかの･･･ ページ2

ろ｢今から何人か集まって
カラオケ行くんだけどさ、

私が呼んでた子全員予定入って
来れないから代わりの人探してたんだ｣

そ｢でも、今日はコイツもいるし｣

ろ｢ほんとだ！可愛い女の子がいる！
その子も一緒でいいじゃん！仲良くなりたいし
あ、そういえばこの間そらるさんが言ってた
ゆきって言う歌い手さん来るらしいよ｣

ろ以外｢ええ！？｣

そ｢ちょっとお前ら集合｣


ろんさんの口から出た名前は私の歌い手名

シェアハウスメンバーは
そらるさんのもとに集まった


坂｢どーいうこと？何でゆきが！？｣

う｢なりすましているクズがいるんだろ｣

志｢ほんまありえへんわ、はよろんさんに言お｣

主｢ちょっと待って！！｣


ろんさんに言いに行こうとする３人を止めた

多分その人はろんさんの友達が連れてくる人だ

私のせいで関係を壊したくない


主｢私は別に大丈夫だから！
皆は行ってきてよ。もちろん言わないでね｣

そ｢･･･それはダメだ、お前も連れて行く｣

セ｢ゆきは優しいから自分のせいでろんさんの関係を壊したくないとか考えてはるんやろ？心配しやんでも僕らが守るから大丈夫や！｣

坂｢それにろんさんはちゃんとそういう事は
しっかりしてるから大丈夫だよっ！｣

う｢お前がそうやって我慢するな
何の為に俺がいると思ってんの？彼氏なんだよ｣

主｢ありがと･･･なりすましなんて嫌だ！｣

志｢俺、いいこと考えついたんやけどww｣


そう言って志麻さんは私達に
とある作戦を説明した


全｢よしそれでいこう･･･｣


ほんとに上手くいくのか分からないけど

私は皆を信じるよ

だって自分の名前を使われるなんてやだ。


そ｢ろん、俺らも行きたい｣

ろ｢ほんと！？良かったー
そっちの彼女っ♪私はろん！よろしくねっ｣

主｢花です･･･よろしくお願いします｣

そ｢彼女♪ってナンパかよ｣

ろ｢うっさいなー、てか花ちゃん！
ちょー可愛いんだけど、お持ち帰りおーけー？｣

坂｢ダメに決まってますっ！！｣

ろ｢ちぇー｣


ろんさんはニコニコしながら
私に話しかけてくれる

やっぱりいい人だな･･･


私達は駅の近くの大きなカラオケ店に入った

受付には数人いて皆ろんさんに話しかけてきた

やっぱ不安でうらたんの手を強く握ると
うらたんが耳元でそっと囁いてくれた


う｢大丈夫。俺が守るから｣


うらたんに言われると大丈夫な気がする

それに頼れる仲間もこんなにいる


私は小さく深呼吸してなかに入った

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