【歌い手】不幸少女と。【シェアハウス】

まふくんと子育て ページ48

まふまふside



今日はいつもと変わらない平日の日

シェアハウスには僕とゆきの２人だけ

今までだったらゆき鈍いから
色んな事出来たのに

うらたさんに殺されちゃうから今は出来ない

なので大人しくゆきとおやつに
96ちゃんが貰ってきたケーキを食べて･･･

ボンっ！


ま｢え！？何？ゆき！？｣


ゆきがケーキを口にした途端煙に囲まれて

煙の中から僕の方に歩いて来たのは
小さな女の子

｢お兄ちゃ！抱っこ！！｣

ま｢もしかして、ゆきなの？｣

｢違うよー、私は花だもん！｣


幼女の口から出た名前はゆきの本名

僕は急いでケーキの箱を見ると

『若返ロール☆
通販で面白いの見つけたからあげる！
何とこのロールケーキを食べると5歳まで
若返るんだよ！すごくなーい？
あ、24時間で元に戻るからーbyアンさん♡』

と箱の裏に書いてあった

つまり目の前にいるぶかぶかな服をきた
可愛い幼女はゆき

マジかー！！嘘でしょ！？

でも今なら、なんでもやり放題じゃない？

変な意味ではないよ？もちろん。


主｢お兄ちゃ、寒いー抱っこー｣

ま｢はいはい、おいでー｣


マジで可愛いだけど･･･

でもさすがに寒そうかも服ぶかぶかだし

そんな事考えていると電話が鳴った


そ｢もしもしー？俺だけど
今日早く終わったからもう帰るわー｣


そらるさんナイスタイミング！！


ま｢そらるさんー？女の子の5歳児用の服1式買ってきてー、今すぐだよ！？｣

そ｢お前、そんな趣味だったのか･･･ひくわー｣

ま｢違うからはやくっ！｣

主｢お兄ちゃ何してるのー？｣

そ｢分かったから。ん？
おい、まさか誘拐とかじゃないよな･･･｣

ま｢だから違うからっ！｣


数分後そらるさんが服を買って帰ってきた

ゆきとケーキの箱を見せて事情を話した


そ｢･･･そういう事か、よし
まふ、お前には子育ては向いていないから
ゆきを渡しなさい｣

ま｢ちょっとっ！ダメだって｣

主｢ふぇっ、うわぁぁぁん！お兄ちゃ、｣


そらるさんに抱っこされた途端ゆきは大泣き


ま｢だから言ったのにー♪
花はお兄ちゃんがいいもんねー？｣

主｢うん！お兄ちゃ好きー｣


項垂れるそらるさんにちょっと優越感

この間なら僕が一番なんじゃない？！

うらたさんにも勝てる･･･


とりあえず服を着替えさせて
僕が抱っこしていた

どうやらそらるさんは完全に嫌われたようだ

僕の腕の中で眠るゆきちょーかわいい

あと少しで皆帰ってくる

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