Ｓ愛。。[名前変換オリジナル]

＊８話＊ ページ8

早朝。





メールが来た。





差出人は…





A「遥…」






遥だった。





もしかしたら昨日、休んだのはなぜか聞かれるかもしれない。





私はそんなことを思いながらメールを開いた。







『ちょっと話したいことがあるから今日の朝練、一緒に行こう？』







そんな内容だった。





私は了解の返信をする。






話って…なんだろう。





と考えても検討はつかないので私はそのまま携帯を机に置く。






朝食をとると私はすぐに支度をした。





そして外へ出る。






遥が来るのをひたすら待っていた。







すると…





遥「ごめん！！遅れて！！」






ようやく遥が現れた。






A「全然いいよ。行こうか。」






遥「うん。」






しばらく沈黙が続いた。






いつもはすぐに話せるのに…





今日はなぜか話を切り出せなかった。






そんな沈黙を破ったのは…






遥だった。






遥「どうしても今、話しておきたいことがあったの。」






遥はそう本題へと入る。







遥「夏木…のことなんだけど。」






夏木の名前が出たとき、私はビクッとなった。





昨日の事を…思い出しそうになってしまった。





私は慌てて首を横にふる。






もう忘れなきゃダメだ…！！







遥「ねぇ。A？どうかした？」






私の不自然な行動に疑問を持つ遥。






A「なんでもないよ。続けて？」






私が言うと遥はそう？と言いまた話し出す。






遥「夏木さ…変わりすぎたと思わない？」







A「まぁ…それは。」






遥「私さ…あいつ、何かたくらんでるんじゃないかと思って。」






たくらんでる…？






A「何を…？」






遥「それはわかんないけど。あいつ、結構何考えてるかわかんないし。」







遥はそこまで言うと私の方に顔を向けて






遥「Aは特に気をつけて。あの時のように…なりたくないでしょ？」






私は遥の言葉を聞き胸の鼓動が早くなった。






あれだけは…もう嫌だ。







A「ありがとう。遥…」






私はただ、遥だけにお礼を言ったー。

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