Ｓ愛。。[名前変換オリジナル]

＊４７話＊ ページ47

今日は一段と夏木のＳ度が暴走している気がした。





そして…今日の私もなんだか変だった。





夏木なんかにそそられるとか言われて…





なんで…私は…





あの時、ドキドキしてしまったのだろう。





私は…響先輩がいるのに。





だから私は逃亡を図った。



しかし…簡単に捕らえられてしまう。






そして…耳元でささやかれる。





「まだしつけは終わってねぇぜ？」




って。




それにすらなぜかびくっと反応してしまう。





おかしい。




何かが…おかしいんだ。




夏木「来い。犬。しつけを続けるぞ。」





私はしつけという言葉にピンときた。





もしかして…今、本当に私は…






夏木「何やってんだよ。来い。」





二回目で私はようやく動き出した。





夏木「お前さ…何ご主人様ほったらかしで男といちゃついてんの？」





A「買い物してただけ。いちゃついてなんか…」





夏木「言い訳するのか？悪い犬だな…」





私は黙り込む。





すると夏木は地面を指差して





夏木「ごめんなさいは？」





と言う。




地面を差しているということは…土下座しろということらしい。





頭なんて下げたくなかった。




でも…




私はひざを地面につける。




そして手も地面につけてゆっくり頭を下げた。





A「ごめんなさい…」





そう言い頭を上げると…愉快そうに笑っている夏木の姿が目に映った。






夏木「俺はもうお前をほかの奴の飼い犬になんてさせるつもりねぇから。」






夏木はいきなりそう言うと…私の頭をなでた。






夏木「お前、従順な俺の犬決定だから。」





行動とは裏腹な…そんな言葉を浴びせられた。

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