Ｓ愛。。[名前変換オリジナル]

＊３６話＊ ページ36

明日は夢の響先輩とのお出かけで。





週明けは夢の部活合宿で。




楽しいことばっかだったはずなのに…





A「バレた…」




私はそう言いため息をつく。





しかも一番バレたくない人に。






私はまたため息をついた。これで何回目だろう。






そんなことをしていると…





夏木「何してんだ。帰るぞ。」





と夏木が言う。





A「はいはい…」





私はそう言いカバンを持った。





いつもより…帰る時間が長い気がした。





早く…私は帰りたかった。





夏木「オイ。そわそわしてるけど何かあったのか？」





いきなりそう聞いてくる夏木。




私は戸惑いながら





A「べ…別に何も？！」




と言う。





夏木「…あっそ。」





なんだか不機嫌そうに答えを返す夏木。





…危なかった。




気づかれてしまうとこだった…





ひとまず安心して息をつく私。





夏木「…怪しいな。」




そんな私を疑う夏木。





A「本当に何もないから！！はい！！じゃあ着いた！！じゃあね。」





私はそう言うと走り去った。






夏木「…なんなんだよ。あいつ。」





週末。夏木の怒りはＭＡＸ直前だったー。









そんな中、私は…





A「はぁ…はぁ…！！」





息を切らしながら静かな住宅街を走り抜けていた。





やっと抜け出せた…！！





たまらないこの開放感！！！





私は有頂天気分で家へと帰った。





明日の準備…色々しなきゃ。





私はそう心の中でつぶやき、部屋へと入った。





ついに明日は夢の響先輩とのお出かけ…！！

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