Ｓ愛。。[名前変換オリジナル]

＊４話＊ ページ4

放課後。





遥「なんか元気になったね〜A。」






A「まぁね〜」





遥「夏木と何かあった？」






A「別に何もないよ〜」






遥「えー…なんか変なの。」







私は自分でもわかるほど笑顔だった。





だってトラウマがなくなったんだもの。





誰だって嬉しくなるに決まってる。






遥「まぁいいや。その気持ちで部活頑張ろうね！！」







A「うん！！」





私はうなずくと遥と一緒に体操服に着替え始めた。






私は遥と一緒に陸上部に入っている。





私は短距離で遥は長距離。





練習はきついけど昔から走ることが大好きだった私にとって…





陸上部の毎日走る練習は本当に楽しい。






今日はいいこともあったし、一段と楽しく走れる気がする。






私達が体操服に着替えて教室を出ると…






夏木「A。」






後ろから夏木に呼び止められた。






遥「んじゃ私は先行くね〜」






A「え？ちょっと！！」





逃げるように立ち去る遥。






私は夏木と二人きりにされてしまった。






まぁ…もう恐くないから大丈夫だけど。






夏木「ごめんな？部活行く途中に。」







A「全然大丈夫だよ〜気にしないで？で…何か用だった？？」






私が微笑みながら聞くと…






夏木「Aってさ…変わったよな。」






A「え？」





変わった？





ん〜変わったかな…





私が返答に迷ってると…






夏木「…俺に対する態度が。」





と夏木が静かに言ったのが聞こえた。






A「え？」





私は夏木を見た。





私に向ける笑顔は…






とてつもなく黒かった…

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