Ｓ愛。。[名前変換オリジナル]

＊２１話＊ ページ21

学校に着く。





夏木「あー面白かった。でももっと早く走れ。犬。」






夏木はそう言うと校舎へと入っていった。





何アレ…！！





A「ムカつく…」






夏木が行ってしまった後、私は一人でつぶやく。






最近の夏木は恐い人というよりイラつく人だ。






そんなことを考えていると…





チャイムが鳴った。





この音のチャイムは…





A「部活終了のチャイム…」





私は一人でつぶやきため息をついた。





運動場からたくさんの生徒たちが走って校舎の中へとはいっていく。





もちろんその中には…





A「遥…」





遥の姿もあった。





同じ種目の友達と話しながら走ってる。




当然、私のほうには気づかずに。




本当は…私もあそこにいるはずなのに。





どうして…私は制服なんか着てるの？





どうして私は遥と一緒に走ってないの？





考え出すと止まらなかった。




そんな時…






？「Aちゃん？」





と呼ぶ優しい声。




声のする方を見上げると…





A「響先輩っ…！！」





陸上部の部長で短距離走の先輩…






響先輩がそこにいた。






響「Aちゃん、今日はどうしたの？部活来てなかったけど…」






響先輩は心配そうに私の顔をのぞきこむ。






響「風邪でも引いたの？」





そう言って…私のおでこに手を当ててくれる。





私の顔は真っ赤に染まった。






響「わぁっ！！顔、真っ赤だよ？やっぱり風邪？」






A「ち…違うんです！！風邪は引いてないので！！失礼します…！！」





私はそう言い小走りで響先輩の前から去る。






響「Aちゃん…？」






響先輩はずっと…私の後姿を見ていたー。

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新キャラです！！

やっと登場いたしました。

先輩です！！


この話を見てわかった通り、先輩は優しいです。

夏木と大違い…

そしてこの先輩、少し天然入ってます。

ですが！！

今後の話のキー人物になってきますのでよろしくです！！

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