【おそ松さん】ハッカー少女はマイペース【マフィア松】

十五話 ページ17

おそ松side

貴「初仕事？」

お「おう！今度とあるマフィアを潰しに行くんだよな。だからそのマフィアの情報ハッキングしてくんね？」

貴「え、面倒くさっ…僕がハッキングするのは手強いとこだけ！それ以外他の奴にやらせといてよ！」

出たよ、このマイペース野郎が。

お「手強いからお前に任せてんだろ」

そう言うと、Aはパソコンから目を離して目をキラキラさせてこっちを向いてきた。


本当好きなんだな、ハッキング。

貴「ど、どこ！？手強いの！？」

どこのマフィアか言った後のすごい笑顔のAを想像してにやけてしまいそうになるのを堪えながら、彼女と目を合わせて言った。

お「聞いて驚くなよ？









___________××ファミリーだ」

そう言った後、目の前のAが笑顔になり飛び上がった。

笑顔のAを見ると、自然と自分も笑顔になった。



でも、この時の俺は知らなかった。


このマフィアを選んだ事に、後で後悔する事を。

ーーーーーーーーーーーー

貴方side

おそ松からマフィアの名前を聞いた瞬間、嬉しさのあまり飛び上がった。

飛び上がり過ぎてパソコン踏んづけそうになった←


急いでハッキングを始めた。


___________『開けません』

知るかよ。意地でも開いてやるよ！！



___________『パスワードが必要です』

カチカチとキーボードを打って、パスワードを解除した。


開いた瞬間見えたのは___________



貴「……っ！？っえ、やだ……！！」


___________見覚えのある、男の顔だった。

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