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ハ｢そうだよ。ハグリッドが一人で死刑執行人を待つなんて、そんなことさせられないよ｣
ロ｢でも、日没だ。ハリーとAは……｣
死んだような目つきで、窓の外を見つめながらロンが言った
『…透明マントがあれば……』
ハー｢どこにあるの？｣
私はボソリと呟くとハーマイオニーが私とハリーに聞いた
ハリーは、隻眼の魔女像の下にある抜け道に置いてきた次第を説明し、締めくくりにこう言った
ハ｢スネイプがまたあそこで僕達を見かけたりしたら、とっても困ったことになるよ｣
ハー｢それはそうね____それで魔女の背中のコブはどうやって開けばいいの？｣
『杖で叩いて、ディセンディウムって唱えるの』
私は座り、言うとハーマイオニーはさっさと談話室から出ていった
ロ｢まさか、取りに行ったんじゃ？｣
ロンが目を見張ってその後ろ姿を追った。
15分後、ハーマイオニーは大切そうに畳んだ銀色の透明マントを2枚ローブの下に入れて現れた
ロ｢ハーマイオニー、君、最近どうかしてるんじゃないのか！｣
ロンが度肝を抜かれたように言い、ハーマイオニーはちょっと得意げな顔をしているのを私とハリーは笑いながら見た
私達4人は夕食を食べた後、グリフィンドール塔へは戻らず、ローブの下に隠してある透明マントを誰もいない玄関ホールの隅で4人ピッタリとくっついて隠れた
ハー｢オッケーよ｣
ハーマイオニーがこっそり透明マントから顔を出し辺りを見渡して囁き、抜き足差し足で玄関ホールを横切り、石段を下りて校庭へ出た
ハ｢ハグリッド、僕達だよ｣
ハグリッドの小屋にたどり着き、ハリーがドアをノックした一分後に青ざめた顔で震えながらハグリッドが出てきて、誰が来たのかとそこら中を見回した
『透明マントを着てるの、中に入れて？そしたらマントを脱ぐわ』
ハグ｢来ちゃなんねえだろうが！｣
ハグリッドはそう囁きながらも一歩下がり、私達は中に入った。ハグリッドは急いで戸を閉め、私とハリーはマントを脱いだ
ハグ｢茶、飲むか？｣
ハグリッドは泣いてなく、ヤカンの方に伸びた手はブルブルと震えていて、どうしていいか全く意識がない様子だった
ハー｢ハグリッド、バックビークはどこなの？｣
ハグ｢あいつを外に出してやった、俺のかぼちゃ畑さ。木やなんか見た方がいいだろうし＿＿＿＿＿｣
ハーマイオニーが躊躇いがちに聞き、ハグリッドは答え、持っていたミルク入れが手から滑り落ち、粉々になって床に飛び散った
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kana(プロフ) - 遊星さん» 更新出来なくてすみません( т т )ゴブレットも書きますよ〜 (2022年11月21日 21時) (
レス) id: 2803c5262c (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - pikopikoさん» ありがとうございます！m(_ _)m (2022年11月21日 21時) (レス) id: 2803c5262c (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - この話の炎のゴブレット編って書かないんですか？ (2021年6月24日 22時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
pikopiko - 面白いです…続編楽しみに待ってます!! (2021年1月21日 23時) (レス) id: 022d4eafd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年12月30日 12時
