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それは戸外での障害物競走のようなものだった。水魔のグリンデローやまね妖怪のボガートが閉じ込められている大きなトランクに入り込んで戦うというものだ

ルー｢上出来だ、ハリー｣


ハリーがニッコリとしながらトランクから出てきた

『やるじゃん、ハリー』

私はハリーとハイタッチし、ロンとハーマイオニーの様子を2人で見た

ロンがヒンキーパンクに惑わされて私とハリーはケラケラと笑い、ハーマイオニーは全てを完璧にこなし、ボガートがひそむトランクに入ったが、一分ほどして叫びながら飛び出してきた

ルー｢ハーマイオニー！どうしたんだ？｣

ハー｢マ、マ、マクゴナガル先生が！私に全科目落第だって！｣

それを聞いた私はお腹を抱えて笑った。ハリー達はハーマイオニーを落ち着かせるのにしばらく時間がかかったようだが…

ルー｢さてと…A！準備はいいかい？｣


ハーマイオニーが落ち着いた時、彼女に思いっきり頭に拳が落ちてきて私は笑いが止まり、ルーピン先生が呼んだ


『はーい』


私は軽い足取りで次々に試験をこなしていき、最後のボガートはディメンターではなく、あの時夢で見たヴァンパイアの姿の私に変身した


『…思い出した』

そうか、最近忙しくてこのことをすっかり忘れていた。いざまた見ると左側の鎖骨が熱くなるのを感じた

『リディクラス』


杖をボガートに向けると«今夜だ»
と言ってニヤリと笑い、小さな仔犬に変わった


ルー｢満点だよ、A｣

鎖骨を擦りながらトランクから出てくるとルーピン先生は言った。だが私が暗い顔をしているのか分かったのか顔を覗き込んだ


ルー｢どうかしたのかい？｣


『…実はボガートがヴァンパイアの姿になって…最後に今夜だと言ったんです…そしたら左側の鎖骨が熱くなって…』


私は先生しかいないのでそう打ち明けるとルーピン先生は私の頭を撫で、私は顔を上げた


ルー｢大丈夫だよ、A。君はひとりじゃない。そうだろう？ハリーとロンにハーマイオニー、それにドラコだっているじゃないか｣

先生の口からドラコの名前が出てくるなんて思わず私は目を見開いた


『なっ、先生、何故ドラコの名前を…？』


ルー｢おや？想いを寄せているんだろう？｣

ルーピン先生はそう言ってニヤリと笑った。まだ付き合っていることはバレてないのが救いだった

『内緒ですよ？』

私はクスリと笑うと先生も頬を緩めて｢分かったよ｣と言った

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kana(プロフ) - 遊星さん» 更新出来なくてすみません( т т )ゴブレットも書きますよ〜 (2022年11月21日 21時) (レス) id: 2803c5262c (このIDを非表示/違反報告)
 kana(プロフ) - pikopikoさん» ありがとうございます！m(_ _)m (2022年11月21日 21時) (レス) id: 2803c5262c (このIDを非表示/違反報告)
 遊星(プロフ) - この話の炎のゴブレット編って書かないんですか？ (2021年6月24日 22時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
 pikopiko - 面白いです…続編楽しみに待ってます!! (2021年1月21日 23時) (レス) id: 022d4eafd5 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時：2020年12月30日 12時

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