Scarlet Destiny～アズカバンの囚人～Ⅱ【ハリーポッター】 (ページ9)

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説明と動く写真が付いており、どの呪文も強そうだった

『どれどれ、私もやってみようかな』

私は出来そうな呪文を見て杖を地面に向け、呪文を言った

『チェーンギャング(紅の鎖よ現れよ)！』

そういうと杖から鎖の形状をした紅い閃光が出てきて地面に当たるとスっと消えた

『おぉ！凄い！』

それから私はその一覧を見て呪文を覚えていった。ヴァンパイア・イリュージョンは口に出さずとも頭で考えれば体が霧になった。蝙蝠にはあと少しってところだった。

『はぁ…今日はここまでにしとこう…』

本に書いてあったようにかなり魔力を消費した

『うーむ、15歳から使えるか…。やっぱりヴァンパイアの力を強く引いているからか、使用年齢より早く唱えられるや…』

私は杖をしまい、本を持って、ニースバールを呼んだ

『おいでニースバール。談話室に行ってココアを飲もうね。ニースバールは温かいミルクをだよ』

そういうとニースバールは肩にヒョコっと飛び乗ってきて私の頬に擦り寄って｢にゃあ｣と鳴いた

『はぁ～ぬくい～…』

誰もいない談話室の暖炉の前のソファーに座りココアを飲んでいるとクラウンとノヴァが私の膝の上へ乗ってきた

『もー！重いよー！』

ココアを横の机においで私は横になり寝ようとした時誰かが思いっきり談話室に入ってきた

ハ｢A！はぁ、あっ！いた！学校中探してもいなかったんだよ！どこにいたの？｣

『んー、秘密』

私は体を起こし、息を整えてるハリーを見ると片手に羊皮紙を持っており、私に渡した

『はて？レポートが終わってないの？』

ハ｢違うよ！地図だ！｣

ハリーは杖を出して羊皮紙に軽く触れて、こう言った

ハ｢われ、ここに誓う。われ、よからぬことをたくらむ者なり｣

するとハリーの杖の先が触れたところから、細いインクの線がクモの巣のように広がりはじめ、線があちこちに交差して、羊皮紙の隅から隅まで伸び、1番てっぺんに大きな緑色の文字がポッポッと現れた

«ムーニー、ワームテール、パッドフット、プロングズ、レーヴァテイン

我ら魔法いたずら仕掛人の御用達商人がお届けする自慢の品忍びの地図»

それはホグワーツ城と学校の敷地全体の詳しい地図だった

『なっ…これ、うわっ、動いてる！』

1番上の左の隅にダンブルドア教授と書かれた足跡が書斎を歩き回っていたり、フェルチの猫ミセス・ノリスが3階の廊下を徘徊していた