【BL】家政夫を攻略するのは難しい。②【オリジナル】 (ページ13)

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十二仕事ページ13

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久世は悩んでいた。
なかなか進展しない、この双葉との関係に。

恋人となるのに無理矢理感があったのは否定出来ない。
双葉が流れで受けてくれたのも勘づいてはいる。
双葉が自分のことを意識しまくっているのは、見ていて楽しくも焦れったい。

だがこのままではいけない。
グラグラと不安定な恋人関係では、すぐ別れてしまう。
双葉が家政夫を辞めてしまうのは、最も危惧すべき事案である。

もっと固いものにしなければ。
双葉にずぶずぶとした深みから抜け出せないくらいに、惚れさせなければ。
自分以外の人間に見向きしないくらいに。

「……A……」

「＿＿ひゃいっ！？」

久世は、双葉を後ろから抱きしめ、甘い声で名前を呼んだ。

不意打ちのことで、耳元に囁かれた双葉は声を上げることしか出来なかった。

急になんだと困惑しながら、心の芯がゾクゾクとあわ立つ。腰が抜けそうになった。
心臓をうるさく鳴らすことしか出来ない。

「俺達は恋人だよな？」

「っふ、はい……」

耳を軽く触られただけなのに、声が漏れた。

「じゃあ、恋人らしいこと、しような？」

ボーイズラブものを読んで、参考にした久世に不足などない。

ボーイズラブは体からオトすのが定石だと学んだ。

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これ以上続けると多分更新停止……つまり、

クソみたいな終わり方にしていいっすか？
(1ヶ月ぶりに更新したアホの言葉)