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バァン、と大きな音をたてて扉が開いた。
扉の向こうを見た帝襟アンリはその華奢な体を驚きで震わした。
『
「ああ、元気そうで何よりだ」
『
「それなりにだ」
『
目の前ではしゃぎながら絵心に抱きついている可愛い男は、あまりにも有名すぎる選手じゃなかっただろうか。
世界一のMFと呼ばれ、コアラのように引っ付く彼を軽く叩き「早くどけ」と満更でもなさそうな顔で言う"あの"絵心がいつだったか、「ここに呼ぶ」と言っていたA・ユウェルだ……!!?
「絵心さん!!本当に呼んだんですか!!?」
「当たり前だ、二つ返事で来てくれたよ」
「うそ……」
『友人だからね!!!』
「きゃ！！？」
びっくりさせてしまったかな、と遠慮がちに笑うA・ユウェルの可愛さと言えば……もう、この世に存在する言葉では言い表せないほどに可愛い。
『ていえりあんりさん……あんりさん？』
「はわ……」
『あんりさん!!』
自分の名を呼びながらにぱぁと太陽のように明るい笑顔の前にアンリは倒れそうになった、だって本当に可愛すぎる。
彼は何歳だっただろうか、確か27歳……27歳でこの可愛さ!!?一体何をどう生きてこればこんなに可愛さの集合体みたいになるんだろうか。身長だけは可愛くないのだが。
『初めまして、俺はA・ユウェルです。気軽にAと呼んでください』
「A……さん!!」
『はい!!』
「彼にも記者会見に着いていってもらうから、目離さないでね」
「私が彼を!?」
「Aくんがいれば記者共も少しは黙るでしょ」
頑張るよ、と腕を捲り筋肉を見せつけてくる彼にアンリは今度こそ倒れた。いや……細いのに綺麗な筋肉って……反則
『絵心!!絵心!!』
「いい加減に離れろ」
『プロジェクトはいつからなんだ？』
「説明会は終わってる、入寮は明日からだ。テストが終わってすぐ、お前には挨拶してもらうから何を喋るか考えておけ。300人のデータはこのタブレットに全部入ってる、他に欲しいものがあればすぐ言え。」
『分かった』
「言っておくが、青い監獄の中では"手を出すな"。性的な意味の話だ」
『キセイジジツ』
「ダメに決まってるだろバカ野郎」
『彼らの方から手を出されたら？』
「………軽く刺激してやれ、100歩譲って許せるのはキスまでだ」
『Okee』
２人は じゃあよろしく、と、拳を合わせた
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ミヒャエル - これ、続きって出ないんですか？この作品が好きでなんでも読んでしまうので早く見てみたいです！ (5月12日 9時) (
レス) id: 75c64eb483 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 初コメ失礼します！私男主の愛され大好物なので嬉しいです！ビーコンレタスもイケマス()ブルロのキャラ全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (2023年4月29日 18時) (レス) @page2 id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
花紅柳緑(プロフ) - 天使。さん» ありがとうございます〜!!とっても嬉しいです！！ (2023年3月3日 22時) (レス) id: 53a75dcec8 (このIDを非表示/違反報告)
天使。 - 最高に面白い作品です！！見ててニヤニヤが止まりません！！すごい好きです！！ (2023年3月3日 21時) (レス) @page25 id: 68ee57cead (このIDを非表示/違反報告)
花紅柳緑(プロフ) - レモネードさん» そんなに前から読んでいただけて幸せです😢💓とても素敵なお言葉に感激してしまいました、時間のある限りは沢山の作品を書いていこうと思っているのでこれからもよろしくお願いします (2023年2月4日 22時) (レス) id: 53a75dcec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花紅柳緑
| 作成日時：2022年12月3日 17時
