【BORUTO】ボルトの双子の妹は天海の竜人！２ (ページ31)

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３０話ページ31

ボ「何だよ！」『アハハ…』

ミ「でも、僕が病院に探りに行ったときに委員長は“こんなこと早く終わってほしい”って言ってた」

ス「アァ…」

ミ「あれは本心な気がしたよ」

ボ(前に見たのとおんなじだ…ゴーストが消えていく)

ス「アァ…」

ボ「やっと分かったぜ」

ス「アッ…」

ボ「なぜ悩みを抱えた人にだけゴーストが取り付くのか…それは、委員長自身がずっと悩みを抱えていたから…同じような精神状態の人には取り付かせやすかったんだ…そして、心に大きな影響を受けるとゴーストは消えちまう…誤魔化されねぇぜ…委員長」

ス「アア…違う！私は父の恨みを晴らす兵器！
…鵺！！」

鵺「グワァァァ！！ヴｳﾞ!!」

ミ「やっぱり復活しちゃったか…」

スミレ「命令よ！私のチャクラを全て…！吸い取りなさい！！……そして…自爆しなさい！」

　『「なっ」』

鵺「ヴヴヴぅ…！」

ス「どうした鵺！…早く吸いなさい！」

そしたら鵺はスミレにすり寄った

ス「あっ…鵺、何をしているの！？…どうして私の命令が聞けないの？！」

ミ「どういうことだろうね」

ス「鵺！こら！…ン…！」

『なぁ…鵺はスミレのことを親…と思ってるんじゃない？』

ス「えっ？」

『スミレは鵺のことを命令のまま動く道具だと思って育てたかもしれないけど…鵺はスミレのことを親と思ってる…』

ボ「そんなやつを兵器にすんのかよ！」

ボルト…お前は…セリフ奪うな…！

『スミレはさ…自分が親にやられたようなことを鵺にもするの？』

ス「あっ…」

ボルト「道は自分で選べるんだ！…俺達も、鵺も、お前も！」

ス「私…」

ボ「スミレ！！」

ﾋﾟｷｯﾋﾟｷｯとスミレの牛頭天王が砕けた

ミ「牛頭天王が…！」

『…地鳴り？』

ボ「これは…なんだ？！」

ミ「恐らく…砕けた牛頭天王によって…ここに蓄えられたチャクラが暴走しているんだ」

ボ「ヤバいのか？」

ミ「相当ね。多分ここもすぐに崩壊するよ」

ボ「委員長！！」

しかしスミレは動こうとしない

ボ「脱出するぞ！…どうしたんだよおい！」

そうしたらボルトの足元が崩れ始めた

『スミレっ！』

私はスミレの横に飛んだ

ミ「！…ボルト！」

『ミツキ！先行ってて！』

ミ「っ！分かった！」

ボ「委員長！ヒルナ！……委員長！！ヒルナァァ！」

と二人共出口に向かった

ス「アカデミー…楽しかった…！」