【BORUTO】ボルトの双子の妹は天海の竜人！２ (ページ15)

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１４話ページ15

女王の体はもはや原型をとどめていなく
黒いドロドロとした液体となっていた

『どういうことなの…』

「私は初めて貴方にあった時…“あの時”すでに…もう…私は死にかけていた…」

『は？』

「私が今ここであなたと話せているのは…最後の力を振り絞っているから…それで…」

『何よそれ…』ﾜﾅﾜﾅ

「……ごめんなさい」

『返せ…！』

「……」

私は女王に掴みかかった

『返せ！返せよ！私の努力！私の親友！私の決意…！何だったの…！今まで…！全部水の泡じゃない！！いったい…！なんのための努力だったの…！
どうしても希望をもたせたの…！どうして“あの時”慰めたの…！最初にそれを言ってくれれば…私はこんな……こんな！！つらい思いしなくても良かったじゃない！！』

「……」

『みんなに隠す罪悪感…毎日毎日毎日毎日毎日！！
貴女の…龍のチャクラのせいで蝕まれる体！！
こんな思い！！しなくても良かったのに……！！
全部全部全部全部全部全部！貴方のせいじゃないか……！』

私はその場に倒れ込んでしまった

「……ごめんなさい…ごめんなさい…」

女王は泣いて謝るばかり

『謝ってるばかりじゃ…分かんないよ…』

「…ごめんなさい…」

『いったいなんのための努力…』ﾊｯ

“「自分の道…間違えるなよ…」”

……イグバァ…

『……ごめん…取り乱した…で、なんかあるんでしょ』

「えぇ…私の…この膨大なチャクラと龍眼…貴方に
受け渡します…」

『なんで…？』

「マサクさんが狙ってるのは…私の“能力”…チャクラじゃない…ので…私は能力と共に消え去ります…」

『……分かった…』

そしたら女王は自分の目玉を取り出し、そしてチャクラを私の手においた

『最後に言っておくことがある…』

「なんでしょうか？」

『“ありがとね”』

「！？……こちらこそ“ありがとね！”」ｽｯ

と白い花になって消えていった

『バイバイ…私の“友よ”』

そこで私は目が覚めた

『うぅ〜ん……あれ…』

起き上がり自分の体に違和感を覚える
それは…いように髪が長いことだ…
私は急いで鏡のある方へと向かう

『う、嘘…嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘！！』

思わず大声を出してしまう…え？何故かって？
それはね……

『なぁーんで！龍眼常時発動だし！髪の色おかしいし！めっちゃ伸びてるし！どゆことーー！！』

へいへい！聞いてないぜ！女王さんよぉ！