12話 ページ13
『あぁ…そのとおり…そっちは?』
ボ「全然間に合わなかった、配達ルートは限られてるからな…どうしても探す範囲が狭くなるんだってばさ」
『私はこの通り左腕が使えなくて自宅待機…ので
里中に影分身を置こうと思ってる。情報集めさ
もちろん本体もネットで探してみるよ』
ボ「ああ!それいいってばさ!ヒルナは多重影分身が使えるからな!」
『ほんじゃ…お互いに!』
ボ「おう!」ガシッ
手を握りあった
・
・
とは言ったものの…
『全部見つからなぁーい!!』
影分身も事件が起きた後に到着してるし…動きが読まれてる…
『ネットで探してもスミレがやったていう証拠はないし…』
てか私犯人知ってからさ!?探してる意味ないじゃん!?
『……術とか作ろっかな…』
うん!そうしようそうしよう!
もう…暇すぎて…死んじゃうからね!仕方ないね!
『…螺旋丸とか?』
そうだ!螺旋丸に性質変化加えよう!
『雷遁を加えたらどうなるんだろう…?』
試しに螺旋丸を作り雷遁を加える
そしたらバチバチと派手に音を立てた
『おぉ〜…そりゃ!』
と私は投げた…いや!?何やってんだ!?私ィー!
遂に頭がイかれた?!
と壁を見ると螺旋丸はぶつかる寸前だった…あぁ…
ごめん母さん…先に謝っとくね…☆
私は覚悟を決めて目をつぶった…しかし…いつまで経っても、何も起こらない
恐る恐る目を開けてみると
『え?』
螺旋丸が跳ねていた…え?跳ねていた?どゆこと?
試しに拾ってみてまた投げた
そしたら跳ね返ってきた
『ボールみたい…』
これはこれで…良いのか?
・
ボ「クソー!また間に合わなかったってばさ!」
ミ「コレで5度目だね」
シ「俺達の配達ルートからハズレた所ばかりで起きやがる、こーにもハズレ続きってのはげせねぇーな」
ボ「まるでこっちの動きが読まれてるみてーだ」
シ「…!案外、ボルトの勘が当たってるかもな」
・
ボ「見事に外れてんなー」
シ「これをみる限り俺達の動きが読まれてる気がする。」
ミ「読まれてるって、ゴーストにかい?」
シ「今んとこ憶測だがな」
ミ「だとしたら、視覚をなくす為に全ルートを同時に周るしかないってことになるね」
ボ「畜生!!人手が足りねぇ!責めて何人か…!」
シ「そう思ってな、手伝いを呼んであるんだ」
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作者名:プリン | 作成日時:2022年3月21日 18時