素直な彼女と嘘つき彼氏2

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小さい時から近所で幼馴染だった私達は物心ついた頃にはよく一緒に遊んでいた。





(人2)ママ「その時にね、うちの子ったらAちゃんにどんな人と結婚したい？って質問してね」




A「はい」




(人2)ママ「そしたらAちゃん、サッカー選手！って即答したのよ」




A「えっ！？そんな事言ったんですか？(笑)」





小さい頃の話だから全然覚えてない(笑)


(人2)ママ「言ってたのよ、うちの子ったら小学校入ったらサッカーやるんだって張り切っちゃって…」








たしかに、小さい頃何度かパパに連れられてサッカー見に行ったけ





初めて見るスポーツ選手がなんか凄くカッコよく見えて




なんかそーいえば、そんな事言った気もしてきたな…









A「っえ！？てか、それがサッカー始めた理由ですか？」




(人2)ママ「理由ってゆうか、きっかけ？習い始めたら本当にサッカーが好きになっちゃって」






そう言ってピッチに立つ(人2)のプレーを目で追った









(人2)は覚えてるのかな、私がそんな事言った事。






((ピ、ピ、ピーーーーー))




審判の笛が鳴り響き試合終了の合図








それと同時に観客総立ちで喜ぶ




見事、最後の大会で優勝






(人2)ママ「いやーー良かった！尚更今日はご馳走作らないと！」




そう言って晩御飯の買い出しがあるとかで、一足先に帰って行った



帰り道。




私は会場の外で(人2)を待っていた



やっぱり最後の試合後だからミーティングも長引いてるのかな




そう思っていると



(人2)「ごめん、待たせて」




小走りで(人2)が走ってきた




顔を見ると少し目が充血していた




最後の大会って事はもう今までの仲間とサッカーするの最後って事だもんね…

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