素直な彼女と嘘つき彼氏

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A「ねぇ、洗濯物とかどーしてんの？」



ご飯を作りながらたずねると、


(人2)「あ〜、昨日はできなかったな。」







A「私、やってあげようか？」






(人2)「え、悪くね？」




A「全然、だって洗濯機って勝手に回ってくれるし！」




そう言うと、



(人2)「ま、まぁそーだけど…」


と言ってクスっと笑った



A「な、何笑ってんの？」



(人2)「いや、お前に頼むわ」



と言いながらまだ笑ってる


A「んな、そんな面白い事あった？」



(人2)「いや、お前って昔からさ、天然なのか優しいのかバカなのか…って感じだよな。笑」





A「ん？バカにしてる？」


笑いながら聞いてみると


(人2)「してない！笑」

と言いながら笑いを耐える



A「ねぇ、してるよね？？」


私もつい笑ってしまう




(人2)「してねぇってば！」



どんどん距離を縮めていく私




ソファに座ってる(人2)は足を怪我してるためあまり身動きは取れない。





(人2)「いや！わりぃ、悪かった！」



A「もう遅いよ〜」


距離を近づけると



(人2)「ごめん、泣くなって！」




A「泣いてないわ！笑」

ごめんとか言いながらまた馬鹿にしてくる



泣いてないのに笑

すると私の手を引いて自分に近づけた




(人2)「からかってごめん」



いきなり耳元で囁かれたからもう心臓が飛び出そう。



一瞬で顔が赤くなってしまった私。



(人2)「…ごめんな？お、ば、か、さん？」




……ん？

(人2)の顔をみるとニヤッと笑われた





A「(人2)ーーーーっ！！！ほんっと許さない！」


(人2)の胸板を軽く叩いた


(人2)「お前ってさ、本当小さい頃からよく俺に騙されるよな！やべ〜笑」


と言ってケラケラ笑ってる


A「なんなのよ！」



もちろん本気で怒っているわけではない。




(人2)は本当に私を騙すのが上手い。


顔の火照りはまだ冷めなくて、



(人2)「わり、ちょっとからかいすぎたか？」




と言って笑いながら私の頭をポンポンとやった





顔赤いのバレちゃったかな…




こんなにドキドキしてこれから持つのかな…笑

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