素直な彼女と嘘つき彼氏

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放課後、私は(人2)を隣のクラスに迎えに行った。




廊下に出た時、



あ…





この間(人2)に告白してた子…







ちょうど(人2)の教室に入っていくのが見えた









そうだ、(人2)の怪我の事で一瞬忘れることが出来てたけど。









あの二人付き合ってるのかな…







(人2)のクラスを覗くと二人が話している姿が見えた。









付き合ってるの？なんて聞けない。






こーやって二人が話してるの見るだけでモヤモヤして嫌な気持ちになって、
でも私は(人2)の彼女でもないし、
それで妬いてるとか意味わかんないし。








じっさい、マネージャーとかあの子に頼めばいーじゃん。





これも幼馴染で仲の良い友達だから私に頼んだ事なんだよね。







気のある子に世話なんてさせないもんね。









ちょっと嬉しくなってた自分がバカみたい。









私は友達止まりなんだから。









二人が話し終わるのを待ってから(人2)を迎えに行った。








A「(人2)、帰ろ！」




(人2)「おう！」






なんとなく会話をして歩いていると、





(人2)「あ、コンビニ寄りたい」





A「じゃあ、そこのコンビニ寄ろ」



中に入るとお弁当コーナーを(人2)は見ていた






A「お弁当買うの？」




(人2)「あぁ、こんな足じゃキッチン立ってらんないし」




あ、そっか…




って事は、朝ごはんも昼ごはんも買って食べたのかな…



A「そんなん買わなくても私が作るよ！」



(人2)「…マジで？」




A「うん」




(人2)「じゃあ…一緒に食ってけよ」



A「え？」





(人2)「飯、一緒に食うぞって」



顔を見上げると目を逸らされた。


A「あ〜、寂しがり屋ってやつね」




ちょっとからかうように言ってみた



(人2)「はぁ？そんなんじゃねーよ」




面白くなって笑ってしまった


そんな会話をしながら(人2)の家に到着。








A「お邪魔しまーす」

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