素直な彼女と嘘つき彼氏

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次の週の月曜日、(人2)を見ても話しかけようと思わなかった。





やっぱ好きじゃなくなるのが一番楽なのかも





そう思って火曜日、水曜日と過ぎていった。









木曜日の晩。




今日も(人2)とは一言も話さなかったな〜…



そう思って寝そうになっていると





(〜♪♪♪〜〜〜♪♪♪)







LINEの着信音が鳴った






だれよ、寝ようとしてたのに。




画面を見ると



【(人2)】



うっそ。



電話に出ると、




(人2)「もしもし？」




A「なんですかー」



(人2)「ごめん、寝ようとしてた？」




A「いや、別に」




眠気なんて吹っ飛んだ。

久々の電話に少し緊張した。






(人2)「お前さ、マネージャーやれよ！」


A「…は？」


(人2)「前にやってみたいっていってたじゃん」




A「…」



まぁそんな事言ったかもな…





(人2)「俺の専属マネージャー」



A「…はぁぁ？専属って何？！」



(人2)「俺だけのマネージャーってこと」



A「意味わかんないんだけど」


(人2)「おねがい！怪我治るまでだから！」



A「え…怪我？」




話を聞くと今日の部活で派手に相手と衝突して
膝を怪我してしまったとのこと。


全治4週間。大きなケガ。





(人2)の両親は仕事でほぼ家にはいない事は小さい頃から知っている。


A「わかった」








(人2)の家までは歩いても1分かからない程の距離だし。



まず(人2)が困ってるんだから、引き受けて当然。




(人2)「さんきゅーな！」








そのあと明日の朝は7時45分に(人2)の家に迎えに行く事になった。









バスだし、バス停までは少しの距離だから大丈夫って言われたけど松葉杖はやっぱ心配だから。

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