素直な彼女と嘘つき彼氏

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ある金曜日の夜。



(〜♪♪♪)




あれ、私寝てたんだ。


時計を見ると22時半だった。




学校から帰ってきて気づいたら寝てた。



あれ、LINEだれからだろ



通知音で起こされた





画面を見ると、(人2)からだった。


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(人2)(((お前、来週の土曜開けとけよ)))




A(((え？？なんで？)))



…来週の土曜日って確か、大会だったような。







(人2)(((サッカーの大会応援来いよ)))









な、なんで？？？？どの立場で行くのよ！

幼馴染として！？サッカーの応援？


てゆーかなんでいきなり！？

普通彼女とかでしょ、誘うの。



色々な疑問と嬉しさを抑えつつ返信をする。






A(((そりゃ(人2)には頑張ってもらいたいけど、彼女とか誘うべきなんじゃない？)))






(人2)(((〜〜着信〜〜)))


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で、電話！？




A「も、もしもし？」



(人2)「お前、来週の土曜開けとけよ？わかったか？」


A「な、なんで私なの？誘う女の子なんて沢山いるしだいいち彼女を誘えばいいでしょ？」


(人2)「はぁ？俺彼女いねえし。レギュラーの奴らみんな彼女とか応援に呼ぶのに俺だけいないのかっこ悪いだろ？」



A「意味わかんないんですけど〜」






だいいち、彼女じゃなくても来てくれそうな子沢山いるじゃない。









(人2)「それにまあ、あんまり可愛い子に来られても緊張するし？幼馴染のお前ぐらいがちょうど良いかな〜と思って」





電話越しでケラケラ笑いながらまた私をからかってくる









A「はぁぁあ？それどーゆうことよ！」









(人2)「とにかく、来いよな応援。俺頑張るから」




A「…わかった」





(人2)「じゃあな」





それだけ言うと電話は切られてしまった

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