素直な彼女と嘘つき彼氏

10 ページ11

洗濯も終わったし、ご飯も食べたし。







A「あと、なんかやることある？」




(人2)「んー、ない」




A「そっか、じゃあ私帰るね！」



あんまり長居してもよくないだろうし、



(人2)「本当ありがとな、感謝するわ」



A「全然いいよ、ちゃんと治るまでじゃんじゃん頼って！」





(人2)「さんきゅ、帰り気をつけろよ」




A「2分で着くから大丈夫」




そういって(人2)の家を出た。



帰り気をつけろよ、ってそんな何気ない一言に私は嬉しかった。



私と(人2)の家は歩いて2分ぐらいで着く
本当に近所。







その次の日も、次の日も毎日(人2)といる時間がすごく増えた。



嬉しいけど、やっぱ見たくないことも見ちゃう




(人2)に告ってた子は仲良さそうに(人2)と話す


それは見るたび嫌だけど、仕方ない






だってあの子すごいかわいいし、お似合いだし。





あれから3週間ぐらいが経って怪我の具合もだいぶ良いみたいだった。


金曜日の夜



私は(人2)の家に寄って家事の手伝いをしている







今日は遅くまで補習があったから疲れた



時間もいつもりより遅目だけど親は今日仕事でいないし、大丈夫。






ご飯食べたし、あとは洗濯機回し終わるの待つだけだな〜。って思ってソファに座っている



(人2)はシャワー入ってきてるし。




テレビを見てると眠くなっていつの間にか寝ていた。

11→←9

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す