わたし今日からメイドします。2

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「おっと、身体出すの忘れとったわ。」
　
　
『はた迷惑な…』
イテテと血が出てしまったところをさする
　
　
生首だったものは身体もじょじょに見えてきた
ちゃんと人だったみたい。
　
　
「な、なんだ。ちゃんと身体もあるんじゃないか。きみは？」
　
Aにカットバンを貼ってあげるデュース(優しい)
　
　
つねに持ち歩いているのかな？
　
　
「俺はアルチェーミ・アルチェーミエヴィチ・ビンカー」
　
そう名乗った彼はよくみると男の子だった。
　
　
(ネコミミ？レオナくんとかと一緒なのかな？)
　
ピアスすごいな…
　
　
制服着てるから学生？でもNRCの制服と色が違う…
　
　
Aが思考していると？？？のデュースが
　
　
「アルチェ… え？ なんだって？」
　
　
「おま、全然言えてねーし」
　
言えないデュースをエースが横でからかっている
　
　
「みんなはチェーニャって呼ぶかねぇ」
　
　
「また変な人が…」
　
だんだん疲れてきたユウ
　
　
「そうかい？ここいらじゃ普通だけどねぇ」
　
　
じゃあ私たちには普通じゃないよね。
ユウくんに話しかければ激しく同意してくれた
　

　
「オレは暴君に理不尽な目に遭わされて機嫌が悪いんだよ。どっかいけ」
　
　
「リドルが暴君、、フフフ。まぁ、そう言えなくもないかもしれないにゃあ」
　
　
『え？』
　
　
「ちっこいころからあいつはまじめなもんで、、、フフフ。」
　
　
含みのある言い方をするチェーニャ
何か知ってるの？と聞けばトレイにきいてみろ
と言って消えていった
　
　
　
　
「あ、そうそう」
　
　
『うわ！？』
消えたかと思ったらまだいた
　
　
「なんでおみゃーはここにいるんだにゃあ？」
　
　
『え？』
　
　

Aもエースたちも は？という顔をしている
　
　
チェーニャはフフッと笑って今度こそいなくなった
　
　
　

　
　
(、、どういうこと？)
　
　
　
もしかして何か知ってるの、、、？
　
　
　
Aを見るユウ
(なんでここに、って言ってた…)
不安な気持ちになった
　
　

「なんか変なヤツだったんだにゃあ。…あ！
口調うつった！」
　

(かわいい！！！)
グリムの可愛さに頭から抜けるA
　

　
「とりあえずトレイ先輩に話しをきいてみよう」
　
　
『あ、ごめん。私そろそろ行かなきゃ』
　
　
「えぇ！？なんで！？」

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