犬遊び ページ40
me side
幹部補佐になって、約1ヶ月。
無事トントンさんとも打ち解けることが出来、書類のみならず様々な仕事を割り振ってくれるようになった。急に態度が柔らかくなったもんで、不思議に思い聞いてみると、｢信頼に足る人物やって分かったから｣と言われた。
kn｢お、Aー！こっちやでー！！｣
sha｢シッマ声うるさい...｣
kn｢なんやとシャオロン！！｣
今日はコネシマさんとシャオロンさんが指揮する近接部隊の合同訓練。どうせなら手伝ってくれ、と言われトントンさんの許可を貰ってやってきた。幼馴染云々よりも単純に私の戦闘に興味があるあったらしい2人はあの後直ぐに話しかけてくれ、こうして部隊の訓練にも何回か参加している。
『今日は何を？』
kn｢アップに森ん中走らせた後、シャオロンの部隊とタイマン勝負や｣
sha｢個々の実力上げといた方が全体の士気も上がるしな｣
『なるほど。で、私は何を？』
kn｢全体から眺めてもらって、直した方がいい癖とかあるやつ見つけてアドバイスしたってくれん？あと後で俺らの相手してや｣
『わかりました』
sha｢よっしゃ決まりやな。じゃあ訓練やるでー！！｣
それから、休憩を挟みつつ3時間ほど。
兵士が疲労してきたのを見て今日はここまでとなり、広い訓練場に幹部2人と私の3人だけになった。
kn｢2対1いけるか？｣
『別に構いませんよ』
sha｢俺らは武器使うけど...Aは？｣
『なにか使っていいのであれば』
sha｢じゃあシッマのナイフ貸したら？前使ってたやん｣
kn｢別にええよ。1本でええ？｣
『はい。大丈夫です』
sha｢じゃあやろかー。ルールは相手の身体に武器が当たったら勝ちな｣
シャオロンさんがのんびりと言った瞬間、シャベルを振り回しながら近づいてくる。それを避けつつコネシマさんのナイフを受け流して足払いを掛けた。
kn｢っぶな！｣
sha｢シッマコケんなよ！｣
kn｢コケてないわっ！！｣
『っ...』
kn｢ぅおおｯ...｣
息を吸い、スピードを緩めることなくコネシマさんへ追い討ちをかける。後ろからシャオロンさんが迫って来る気配を感じて横に飛び、さっきまでいた場所に物凄い勢いでシャベルが振り落とされた。
『当たったら腕1本逝きますよ、今の』
sha｢でも避けたやん｣
『まあ、はい』
肩で息をする2人を見ながら、ナイフを構える。
──どうやら今日は、愉しめそうだ。
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眠る猫 - 私は本当の事を言っただけですよ！！本当に面白くて、更新されてたら真っ先に見に行きますもん！ (2020年6月4日 16時) (
レス) id: f146e9ce83 (このIDを非表示/違反報告)
ととちゃ。(プロフ) - いやいやいや褒めすぎっすよ！思わず顔がにやけましたわありがとうございますっ (2020年6月3日 19時) (レス) id: 077d8e943d (このIDを非表示/違反報告)
眠る猫 - ととちゃ。さん» ちゃんとオリジナルフラグ、外れた様ですね！よかったです！！…にしてもこの作品、面白すぎるでしょ！？天才ですか！？もう、好きです！（は？） (2020年6月3日 18時) (レス) id: f146e9ce83 (このIDを非表示/違反報告)
ととちゃ。(プロフ) - 眠る猫さん、アドバイスありがとうございます！そう言って頂けるとものすごく嬉しいです！無理せず自分のペースで頑張りたいと思います！ (2020年6月2日 16時) (レス) id: 077d8e943d (このIDを非表示/違反報告)
眠る猫 - あと、この作品をとても楽しみにしながら待っていますので、無理しない程度に更新を頑張って下さいね！ (2020年6月1日 21時) (レス) id: f146e9ce83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Toki | 作成日時：2020年5月23日 16時
