検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:419,834 hit

. ページ48





「で、何があったの」

『えっと…大した事じゃないんです』

「大した事ないのにわざわざあの家出たりしないでしょ」

言いたくないなら言いたくなった時に聞かせて、と優しく言われる
優しくされただけで泣きそうになる
こんなにもダメージを受けていたんだ、とやっと気づいた


『いきなり呼んだりしてすみません…』

「謝るの何回目だよ、気にせずこっちで楽しめばいいじゃん」

『ありがとうございます』


何回目かわからない謝罪を思わず口から零すと、コッチを見ることは無いけど声色は相変わらず優しく諭してくれるそらるさん。
言葉を発したら、また謝罪の言葉が出てきそうだったから窓の外の景色をボーッと見ていると浦田家と同じくらいの豪邸が見えた


「A、着いたよ」

『あ、はい!』

「ん」


手を差し出され戸惑っていると、こうだろ、と手を引かれ支えられる形で車からおりる。お姫様がやるやつだよ…これ

車から降りてすぐ成人男性にしては少し高めの声が聞こえた


「おかえりなさい!!待ってました!」

「ただいま、A連れてきた」

「わー!待ってたんですよー!」

『わ、お世話になります!』


まふさんに飛びつかれよろ着いているとそっとそらるさんが支えてくれた。有難い…

まふさんが家案内したげるから来て!と嬉しそうにクルクルしてくれるから、嫌な事なんて忘れてしまいそうだ






. purple side→←さようなら



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (331 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
992人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 浦島坂田船
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

姫菜(プロフ) - 本当にとても素敵な作品で一気に読んじゃいました!!続編を公開するご予定はありますでしょうか? (9月20日 19時) (レス) @page50 id: 05e4a34920 (このIDを非表示/違反報告)
氷雪利(プロフ) - ぞ、続編のパスワード教えて欲しいです… (9月3日 12時) (レス) id: 9b1774a918 (このIDを非表示/違反報告)
月永悠(プロフ) - ああぁぁぁ………好こだ……更新頑張ってください!! (2019年10月18日 7時) (レス) id: 73f2911850 (このIDを非表示/違反報告)
ノン。叉は熊ねぇ(プロフ) - 更新されるたびに☆押しちゃう…←意味ない (2019年10月17日 22時) (レス) id: 873b1f45bc (このIDを非表示/違反報告)
sakako(プロフ) - あー、好きです!!(唐突)なんでもっと早く見なかったんだ私…!!と、思っちゃうほど面白くて一気に世界観に引き込まれてしまいました!応援してます!更新頑張ってください! (2019年10月15日 20時) (レス) id: d08b40b16f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くりーむぱん | 作成日時:2019年10月7日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。