検索窓
今日:6 hit、昨日:5 hit、合計:419,839 hit

夜のお茶会 ページ20

no-side




「で、なんか話ある?」

「俺!!」

夜にも関わらず元気な赤色の彼はガタッと席から立ち上がった。そして息付く暇もなく、興味のなさそうに端末をいじる紫の彼に向かって視線を飛ばす


「最近Aちゃんに話しかけようとしたらまーしぃがとる!」

「はぁ?別に取ってへんわ」

「絶対取っとる、俺が話しかけようとした時にわざとらしくAちゃんに擦り寄るやん!」

「俺かて話あるから話しかけとんのやわ」


なんやねん!!と叫びながら長男に助けを求めるも、緑の瞳を揺らしながらケラケラと笑っている


「あ、でもさ〜」


一通り笑ったあと、思い出したかのように紅茶を継ぎ足していた黄色の彼を見てニヤッとしながら口を開く


「センラはAのこと好きだよな」

「は、え、ちょ、うらたん何言ってはりますの」

「え、センラもAちゃんの事好きになったん!?」

「嘘やろ…」

「だってよ、よく思い出してみろ」



___センラのドストライクの容姿じゃねぇか



「うらたん、ホンマに何言ってますの」

「あぁ…センラさんああ言うタイプが好きやもんなぁ」

「俺かてAちゃんの顔も性格も全部好きやもん!」

「坂田は少しは恥ずかしがれよ」

「……うらたんだって気になってはる癖に」

「さあな」



バチバチしている緑色と黄色の2人
眠そうな赤色の彼と
心底興味を失ったような紫の彼






4人が貴女に好意を向け始めているのは間違いないようです




二人の秘密→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (331 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
992人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 浦島坂田船
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

姫菜(プロフ) - 本当にとても素敵な作品で一気に読んじゃいました!!続編を公開するご予定はありますでしょうか? (9月20日 19時) (レス) @page50 id: 05e4a34920 (このIDを非表示/違反報告)
氷雪利(プロフ) - ぞ、続編のパスワード教えて欲しいです… (9月3日 12時) (レス) id: 9b1774a918 (このIDを非表示/違反報告)
月永悠(プロフ) - ああぁぁぁ………好こだ……更新頑張ってください!! (2019年10月18日 7時) (レス) id: 73f2911850 (このIDを非表示/違反報告)
ノン。叉は熊ねぇ(プロフ) - 更新されるたびに☆押しちゃう…←意味ない (2019年10月17日 22時) (レス) id: 873b1f45bc (このIDを非表示/違反報告)
sakako(プロフ) - あー、好きです!!(唐突)なんでもっと早く見なかったんだ私…!!と、思っちゃうほど面白くて一気に世界観に引き込まれてしまいました!応援してます!更新頑張ってください! (2019年10月15日 20時) (レス) id: d08b40b16f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くりーむぱん | 作成日時:2019年10月7日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。