ホントの家族〜日暮旅人〜2

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A「待って、私、手錠されたの初めて、、、。」



雪路「姉さんしっかり！！現実逃避すんなよ！！」



A「いやいや、まだしてないから、、、！？旅人？？」




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てい「ていは生まれた時からパパがいない、ママは顔もおぼえてない。でも、ママが好きって気持ちは覚えてる。今のママの好きと同じように。話したことないのに好きって分かるの。」





てい「何かを好きになるたび、ママみたいって思ってしまうの。、、、意味わかんないよね！」




陽子「分かるよ、私は分かるよ！！ていちゃん！」







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雪路「兄貴、無理すんなよ！血、出てるじゃんか！！」




A「旅人！！警察に任せよう？折れちゃうよ！！」




旅人「大丈夫だよ、僕は痛みを感じないからね。」





A「でも！！！」




土井「あーさむさむ！！ったく人使いが荒いんだよ！！」




旅人「、、、あっ！！、」




土井「んぁ？、、、うわっ！！！」



旅人「、、、手錠の鍵は？」



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てい「ていは早く大人になって、ママのようにパパを手伝いたいの、、、。」




陽子「じゃぁさ、パパの前では大人のていちゃん、私やAの前では子供のていちゃんはどう？」




てい「、、、。でもこのままじゃパパが助けに来ちゃう、あと、ママも、、、。」





陽子「え？」




てい「目を使って探しに来る。てい、知ってるから、、、。いつか目が見えなくなってしまうことも。」

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