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攘夷浪士「何だか知らねえが!今まで散々世話になった分!きっちり返して貰おうじゃねえか!」
攘夷浪士達は土方さんを踏み潰して蹴りを入れまくっている。
A「土方さん!…うわっ!?」
攘夷浪士「ヘヘッ…噂にはしていたが真選組の紅一点は美人すぎるな。おじさん達とイイこと、しよっかぁ…。」
やばい!土方さんに意識を取られてたせいで背後を取られた!!!
1ヶ月体動かしてなかったから全然力入らん……!
まずい!!土方さんも妖刀のせいで調子狂ってるし…!!ひ、土方さん…!
土方「あの…これくらいでほんと勘弁してください。3000円あるんで!Suicaは勘弁してください家帰れなくなるんでぇ」
と、財布を渡す。
A「なんで3000円しか入ってないんだよ!!!!…っぐ!離せ!」
土方「A…ッ!」
まずい、このままじゃ色んな意味でやられる!
???「おい!!!」
次の瞬間、何者かが攘夷浪士達を切って行った。
真選組の、隊服着てる…。
???「真選組隊士が襲われてると思い駆けつけてみれば…こんな所で何をやっているんだ?土方君。」
土方「お前は…!」
……………誰?
.
近藤「伊東鴨太郎くんの帰陣を祝して!カンパーイ!!!」
隊士「カンパーイ!!!」
どうやら、土方さんと私を助けてくれたのは伊東鴨太郎という隊士らしい。
頭脳明晰、剣術も上手いしくて参謀という位置についている。入って1年とちょっととかみたいだけど。
近藤「やー、伊藤先生。今回はご苦労さまでした!」
伊藤「近藤さん、あの様な者達が上にいてはいずれこの国は滅ぶだろう。我々はこのようなところで燻ってはいけない。進まなければならない!僕らはもっと上を目指して邁進しなければいけない!そしていずれは国の中枢を担う剣となり!この混迷する国を救う事こそが、この時代の武士として生まれたものの使命だと僕は考える!近藤さん、頑張りましょう!」
伊藤さん、なんかアツい方だなー。
……それにしても、色々まずいことになった。
土方さんは妖刀のせいでヘタレになっちゃったし。私も身体が動かなくて貞操奪われかけたし。
A「はぁ…。」
沖田「A」
A「ん?どうしたの?」
沖田「ちょっと来てくだせェ」
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作者名:紅茶 | 作成日時:2021年9月21日 18時