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バレンタイン特別編 ページ7

バレンタインって聞いて…チョコ…作ってみたけど…なんか直接渡すの恥ずかしいからなぁ。
今、お兄ちゃん寝てるし…ベットの隅に置いててもいいかな?

『……ハッピーバレンタイン。お兄ちゃん。』

気づかれてない。
良かった。

コンコンッ

『はーい。』

銃兎「おや、Aでしたか。左馬刻は居ますか?」

『銃兎さん。今、お兄ちゃんぐっすり眠ってて。さっき帰ってきたばっかりなんです。』

銃兎「そうなんですか…。」

『あ、ちょっと待ってて下さい。』

銃兎「?」

『銃兎さん。ハッピーバレンタインです。』

銃兎「チョコ…ですか?」

『はい。お口に合うと良いんですが…。』

銃兎「貴女からバレンタインのチョコが貰えるとは思っていませんでした。ありがとうございます。A。」

『いえ。あ、お兄ちゃんに用事があるんですよね?今、呼んできます。』

銃兎「いえ、良いんですよ。後でも大丈夫ですから。左馬刻が起きたら連絡下さい。」

『分かりました。』

そう言うと銃兎さんは帰って行った。
無事、チョコ渡せて良かったなぁ。
残りは理鶯さんだけだけど…理鶯さん…滅多にここに来ないからなぁ。
会いに行くにもここから理鶯さんの住んでる所までってなると遠いらしいし…。

『お兄ちゃんに渡してもらおう…。』

左馬刻「俺がなんだって?」

『あ、お兄ちゃん。おはよう。さっき銃兎さんが来てたよ。』

左馬刻「銃兎が?」

『なんか用事があったらしいけど…お兄ちゃんから会いに行ってね。』

左馬刻「おう。…あと、A。」

『何?』

左馬刻「これ…お前が作ったのか?」

『うん。今日、バレンタインらしいから!』

左馬刻「ありがとな。」

『うん。あ、お兄ちゃん!お願いがあるんだけど…これ、理鶯さんに会ったら渡して欲しいな。』

左馬刻「理鶯に…?((なんだよ…俺だけじゃねぇのか…」

『うん。スマホで調べたら、本命チョコと友達チョコって言うのがあるらしくて。お兄ちゃんは本命チョコで銃兎さんと理鶯さんは友達チョコかな!』

左馬刻「……。」









銃兎「何ですか?左馬刻。今日は偉くご機嫌じゃないですか。」

左馬刻「うるせぇ。」

銃兎「Aからチョコを貰ったのがそんなに嬉しいのか?」

左馬刻「……うっせぇ。」

銃兎「図星か。」

理鶯「小官まで貰ってしまって良いのだろうか?」

左馬刻「Aがお前にって作ったんだ。良いに決まってんだろ。」

銃兎「((なんか…機嫌良いと気持ち悪いな…。」

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おっふ - え、、続きをください。(土下座) (2019年7月13日 8時) (レス) id: dfac6954d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アクア | 作成日時:2019年2月12日 23時

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