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『お兄ちゃん、朝だよ。起きて。』

お兄ちゃんは朝が弱いのと寝起きがとても悪いのでお兄ちゃんの部下の人も怖がって近づかないとのこと。
でも今日はお兄ちゃんの部下の人によると大事な集まりがあるらしくこの時間に出ないといけないらしい。

『お兄ちゃん?今日、集まり?があるんでしょ?起きて?』

左馬刻「……。」

『ダメだ…。起きない。どうしよう。』

左馬刻「…うるせぇよ。」

『お兄ちゃん。起きないといけないんでしょ?疲れてるのに無理矢理起こしてごめんね。』

左馬刻「なんだ…Aか。悪ぃな。起こしてくれてありがとう。」

『うん。ほら、お兄ちゃん急がないと。』

左馬刻「おう。行ってくる。大人しくここで待ってろよ。」

『わかった。』

左馬刻「誰が来てもドア開けんじゃねぇぞ。」

『うん。』

左馬刻「じゃあな。」

『行ってらっしゃい。お兄ちゃん。』

お兄ちゃんがドアを開けて出ていくと誰もいない部屋が静けさに包まれる。

『テレビ…何かやってるかな?』

事務所のテレビを付ける。
テレビには見覚えのある人が映っていた。

『この人って…確か、お兄ちゃんの知り合いの……飴村……乱数さん?だったかな?』

デザイナーだったんだ…この人。
前は何度か会ったことあったけど最近は会ってないなぁ。
元気そうで良かった。
すると買ったばかりで使い慣れないスマホがいきなり鳴った。

『っ!?……びっくりした…。』

誰だろうと思い、スマホの画面を見ると飴村乱数と表示されていた。

『……もしもし?』

乱数「あっ!良かった!出てくれて!Aちゃん元気〜?」

『はい!元気です。…どうかしたんですか?乱数さん。』

乱数「うーん。電話越しだと伝わりにくいと思うから会って話したいな!」

『でも今、お兄ちゃん出てて…事務所から出るなって言われてるので。』

乱数「相変わらず、左馬刻は過保護だねぇ〜。Aちゃんも年頃の女の子なのに大変でしょ?」

『いえ、僕はお兄ちゃんといるの好きなので別に嫌ではないですよ?』

乱数「へぇ…Aちゃんは良い子だねぇ〜。まぁ、それなら仕方ないね!今から僕がそっちに向かうよ!」

『えっ!?乱数さん!?』

乱数「左馬刻と左馬刻の部下さんに僕が来ること伝えておいてね〜!ばいば〜い!」

『えっ、あ、はい!』

…切れちゃった。
と、とりあえずお兄ちゃんとお兄ちゃんの部下の人に伝えておこう。

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おっふ - え、、続きをください。(土下座) (2019年7月13日 8時) (レス) id: dfac6954d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アクア | 作成日時:2019年2月12日 23時

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