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生クリーム ページ10

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結弦が練習に行ってるあいだ、久しぶりにシフォンケーキを焼いた
前にまとめて買った卵の賞味期限が切れそうだったからというのは内緒にしておきたい




「今日のおやつはばっちり」




結弦も3時過ぎには帰るって言ってたしちょうどいい
今日のおやつは少しだけリッチだ





「うーん、でもケーキだけ…」





なんとなくケーキだけじゃもの足りなくて、トッピングに生クリームを作ることにした


銀色のボウルに氷水を入れ、その上にまたボウルを重ねる
小さい時は生クリームを作るのってなんて面倒なんだろうと思っていた




ボウルにまだ液体状の生クリームを流し、泡立て器で混ぜていく

混ぜ続けること20分
やっとふわふわの生クリームになってきた



すると、インターホンが鳴る
結弦が帰ってきたのだ

でも手が離せないので聞こえてくるただいまにキッチンからおかえりー!! と叫ぶほかなかった




『なになに、いい匂い』

「今日ケーキ焼いたの、今クリーム作り中」

『Aのお菓子久々!』





少し嬉しそうな結弦を見て嬉しい気持ちになる

クリームもばっちりだ



テーブルに並べる
クリームは好きなだけ乗せられるようにスプーンを別で用意した

.→←飴玉ひとつ



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設定タグ:短編集 , 羽生結弦   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:星羽 | 作成日時:2018年3月7日 16時

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