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マリンブルー [リクエスト] ページ29

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「可愛いー!!」



目の前のガラスの先に群れをなしてよちよちと歩くペンギンに目を奪われる
水の中をすぃーっと泳ぐペンギンもいて可愛いが溢れる…



『A次行こう、ペンギンで終わっちゃうよ(笑)』

「はーい」



今日はお互いオフが被ったので水族館に来てみました
私が現役の頃から行こう行こうと言っていて、今日やっと来れたから内心すごく浮かれてる




「わぁ…すごい群れ…」

『イワシだね』

「なんで知ってるの?」

『プレート読んだ』




なんだ、すごい物知りなのかと思ったじゃん…





「ねえ、私イルカショーみたい」

『びしょ濡れになるよ…』

「場所によっては濡れないって!!」

『仕方ないなぁ』




そんなことを言いつつも結局付いてきてくれるから結弦は優しい




次のイルカショーの列に並び2人で待つ
途中、飼育員さんらしき人に羽生さんと空野さんですか? と声をかけられたが騒動にはならなかったのでありがたい




「やっぱりわかる人にはわかるんだね」

『逆に知らないふりしてたらバレなさそうだけどね』

「世界王者が水族館でイルカショー見に来るとか?」

『なかなか考えないだろうね(笑)』






職員の人に誘導されてシートに案内される
あれ、すごい近いな…





『ねえ、ここって…』

「うん…ここ…」





めっちゃ濡れるとこだ!!!!

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設定タグ:短編集 , 羽生結弦   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:星羽 | 作成日時:2018年3月7日 16時

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