検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:488,494 hit

ページ17

.





愕然とした

そこには




[ゆづが公開告白とかありえない!空野A好きだったのに嫌いになった…]

[羽生選手ついに…なんかやだなぁ]

[ずっとスケート一筋のゆづくんが好きだったのに取られた感半端なくて無理]

[ゆづに空野選手って似合わなそう、現役も引退してて支えられるのかな]



他にもたくさんそんな心無い言葉達が連なっていた
もちろんお似合いだとか告白しても結弦を応援してるとか、嬉しい言葉の方が多かった




だけど、傷つける言葉は強い
私は思っていた以上のダメージを受けてしまった

見なきゃ良かった
でも今更後悔したところで意味は無い
むしろこのような言葉は出てきて当然だ



でも目に見える形にして欲しくなかった




「あれ…私…」






スマホの画面にぽつりと音を立てて涙が跳ねた
一度泣いてると気付けば止まらない
好きだけど、私の恋人だけど、結弦はいちスケート選手でありみんなの応援の的であることも充分わかっていたから




結弦、今日遅くてよかったな
ベッドに腰掛けて、私は泣いた

似合わない、その言葉が頭から離れてはくれなかった

.→←眠れない夜は



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (253 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
778人がお気に入り
設定タグ:短編集 , 羽生結弦   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:星羽 | 作成日時:2018年2月20日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。